【旅行ガイド】東欧の国ジョージアの観光地、グルメ、体験のすゝめ
旅行はしたいけど王道の旅はちょっというあなた、ジョージアという国はいかがですか?
「コーヒーが有名なところ?」という声が聞こえてきそうですが、アメリカのジョージア州のことではありません。
以前は「日本人の99%が行かない国」と言われていましたが、近年、美味しいワインや料理、そして見応えのある観光地で徐々に知名度が上がってきている、今注目の国です。
古い歴史を持つジョージアは、日本でまだあまり知られていない独自の文化がたくさんあります。
この記事では、ジョージアのおすすめの観光地・食事・体験についてご紹介します。
読めばジョージア行きたくなること間違いなし!
自然豊かな国ジョージア
ジョージアは黒海とカスピ海の間に位置し、面積が日本の5分の1ほどの小さな国です。
コーカサス山脈からビーチリゾートまで豊かな自然環境に恵まれ、温暖な気候を利用したワインの産地として知られています。
国旗には5つの十字架が記されており、4世紀にキリスト教を国教として採用した、世界で2番目に古いキリスト教の国でもあります。
日本では、2015年にジョージア政府からの要請を受け、「グルジア」から「ジョージア」へ呼称変更が行われました。
日本での知名度が上がっている理由の一つに、日本よりも物価がやや安く、宿泊費や食事代がリーズナブルに済む、そして治安が比較的良いということがあります。
日本からの直行便はなく、安く行くなら乗り継ぎが2、3回ある中国や香港を経由地とする経路、乗り継ぎを減らしたいならカタールやトルコを経由地とする経路がおすすめです!
観光地でジョージアを目撃しよう!
ジョージアは、自然の美しさや歴史的な遺産、独自の文化をもつ国として知られています。
ここでは、ジョージアを訪れる際に絶対に行ってほしいおすすめの観光地を3つご紹介します。
ジョージアが一望できる「トビリシ旧市街」
トビリシ旧市街は古く、美しい町並みが残る観光客に人気のエリアです。
ナリカラ砦からの景色は、旧市街の古い街並みから近代的な建造物まで一望できるのでぜひ訪れてみてください!
街の中心に位置するシオニ大聖堂をはじめ、見どころはコンパクトにまとまっていますので徒歩で回ることもできます。
どこを撮っても絵になる風景が広がっているので、カメラを持って散策するのもいいですね。
世界遺産!!「ムツヘタの歴史的建造物群」
続いて紹介するのは、世界文化遺産でもあるムツヘタの歴史的建造物群です。
古都ムツヘタの歴史的建造物群は、スヴェティツホヴェリ大聖堂、サムタヴロ教会・修道院、ムツヘティス・ジワリの3つの建造物を対象にしています。
首都のトビリシから車で約30分ほどの距離なので、タクシーで日帰り観光ができることも魅力の一つです。
まるでRPGの中に入ったような周辺の街の雰囲気もセットで楽しんでください!
絶景がてんこ盛り!「カズベキ」
続いて紹介するのは、ハイキングやスキーも楽しめる場所として人気のカズベキ。
「天国に一番近い教会」と言われるゲルゲティ三位一体教会をはじめ、たく
さんの絶景を見ることができるエリアです。
首都トビリシからは片道約3時間の旅。
安く行くなら定期的に出ているミニバス、自分たちのペースで行きたければプライベートカー、時期によってはツアーに参加するのもいいでしょう。
街中と比べると気温もグッと下がる高地のため、上着など事前に準備をして訪れましょう!
現地グルメでジョージアを味わおう!
ジョージアは豊かな食文化をもつ国としても知られています。
オリジナルに配合されたミックススパイスの独特の風味や素材、シンプルかつ大胆な伝統的な調理法によって作られたジョージア料理は、世界中の食通を魅了しています。
ここでは、ジョージアを訪れる際に絶対に味わってほしいおすすめのグルメ3品をご紹介します。
にんにく料理の最高峰!?「シュクメルリ」
ジョージアのグルメでまずご紹介したいのはシュクメルリ。
日本でも松屋が「世界一にんにくを美味しく食べるための料理」として発売し、2度復刻をしている人気メニューなんです。
にんにくをたっぷり使っていますが、みんなで食べれば怖くない!
シュクメルリという料理名はジョージアの地方の名前に由来します。
牛乳を使ったタイプ、使わないタイプがあるのでぜひ現地で食べ比べてみてください!
インスタ映え間違いなし!「ハチャプリ」
続いてご紹介するハチャプリは、チーズをたっぷり使ったジョージアの国民食です。
ハチャプリは地方によって種類があり、見た目にもインパクトがある写真のものは「アジャルリハチャプリ」というもの。
チーズとバターを使った上に卵まで落としたカロリー爆弾です。
食べ応え十分なので、ぜひお腹をペコペコに空かせて挑戦してみてください!
店先にぶら下がってる不思議なお菓子「チュルチュヘラ」
チュルチュヘラはジョージアの家庭で毎年秋に作られる保存食。
街中やデパートでも紫色や茶色の棒状のものがぶら下がっている光景をよく目にします。
くるみなどのナッツを紐でつなぎ、葡萄ジュースと小麦粉を混ぜたもので周りを固めています。
ジュース部分の甘さとナッツの香ばしさがとてもマッチしていて、お菓子としてもワインの肴としても美味しい一品です。!
料理・ツアーでジョージアを体験しよう!
ジョージアは、美しい自然、歴史的な遺産、そして豊かな文化で知られる魅力的な国です。街中では、旅行客でもジョージアの文化を気軽に体験することができます。
ここでは、ジョージアを訪れる際に絶対におすすめしたい体験3つをご紹介します。
料理教室で伝統料理を学ぶ
現地の食文化を体験するには料理教室に参加するのがおすすめです。
ジョージアではハチャプリやヒンカリなどの伝統料理の作り方を教えてもらえるスクールがあります。
2〜3時間のコースなので観光の合間に習うことも可能!
先生からいろいろな文化や観光情報を聞くことができるのも料理教室の醍醐味です。
事前予約が必要になるので、興味がある方は早めにチェックすることをおすすめします。
帰国後はぜひ友人や家族にジョージア料理をふるまってみましょう!
ワイナリー巡りで歴史を味わう
実はジョージアはワインの発祥の地と言われています。
国内で見つかった土器の破片からワインの痕跡が発見され、約8000年前のものであることがわかりました。
これは現在見つかっている世界最古のワインなんです!
ジョージア原産の葡萄品種は500種以上とも言われており、他国では飲むことができない特長的な風味をもつワインが多く存在します。
そんなジョージアのワイナリーを巡って歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
温泉、サウナで文化に浸る
旧市街の一角には温泉街があります。
そもそも「トビリシ」の町の名前は、ジョージア語で「温かい」を意味する「トビリ」からきていると言われています。
トビリシには硫黄温泉が点在し、美肌効果や治癒効果が期待できます。
日本人にも馴染み深い硫黄特有の香りが漂う温泉街なので、エリアに足を踏み入れた瞬間、懐かしさを感じる方も多いようです。
少し離れたエリアにはサウナもある施設があり、温泉、サウナ巡りをしてみるのもいいですね!
【おまけ】ジョージアはアニマルフレンドリーな国!
ジョージアの街中では至る所で猫を見かけます。
道端、建物の隙間、鳴き声が聞こえると思ったら建物の上からこちらも見ていることも。
その多くは野良猫なんですが、人馴れした猫ばかりで人間が近寄っても逃げません!
自由気ままに過ごしている猫を眺めて、のんびりした時間を過ごしましょう。
まとめ
この記事では、ジョージアのおすすめ観光地、グルメ、体験についてご紹介しました。
ジョージアには知れば知るほどはまる魅力がたくさんあります。
新しい発見をしに、ぜひジョージアに行ってみましょう!
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