2022年の展覧会を振り返りながら考えたこと
2022年に訪れた展覧会を一覧にしてみました。
見出し画像は、展覧会の内容(絵画、写真、インスタレーション等)が被らない写真を選んで作ったものです。
2022年に訪れた展覧会・個展は66つ。
美術館始めは写真展、美術館納めはボタニカルアート展となりました。
ベスト5を絞り出そう!と、一覧を見ながら心に残った展覧会に丸をつけては消し、つけては消し…11まで絞ったところでふと、心に残った作品はなんだっただろう?と思い、頭に浮かんでくる作品を書き込んでいくと、心に残った展覧会に心に残った作品があったとは限らない、という意外な発見がありました。
今年はちょっとがむしゃらに展覧会へ足を運びすぎたような気もしています。10月はヘトヘトでした。
訪れた展覧会について記事にできたのはわずか9つ…。書きかけの記事もたくさんあります…年をまたいで書きあげよう。来年は訪れたらすぐに記事を書きたい…!
そしてなにより私なりの「問い」をもって鑑賞したい。「目に焼き付けねば!」「すべてを吸収せねば!」と、強迫観念で鑑賞していた節があったように思います。
昨年の川瀬巴水展。出品数が多すぎて行く前から「ああ、多すぎてどうしよう…」と謎の不安に駆られていた私は、「好きな作品だけ見ればいいじゃん」と夫に言われて心がとんでもなく軽くなったことをすっかり忘れて今年一年を過ごしていたようです…。
落合陽一さんが『忘れる読書』という本でこんなことをおっしゃっています。
なるほどたしかに。落合さん曰く、忘れることで色々な記憶の断片が頭の中で混ざり合った結果、新たな閃きが生まれるとのこと。
来年は自分なりの「問い」を持って、気持ちを楽に、もっと楽しく美術館を訪れたいと思います。
無理のない範囲で…、といいつつ「美術展2023」特集の雑誌を見ながらリストを作ってしまっている大晦日。ワクワク。
今年一年、記事を読んで下さった方々ありがとうございました。ゆるりとしたペースではありますが、来年もNOTEに綴っていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
以上です。
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