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こんな心意気の人になりたい@グランマ・モーゼス展
『生誕160年記念 グランマ・モーゼス展 素敵な100年人生』
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モーゼスが本格的に絵を描き始めたのは70代。80歳で初個展を開きます。101歳で亡くなるまで描き続けたモーゼスの心意気は、真似したくなるものばかりでした。
今回は2つご紹介したいと思います。
季節を楽しむ心意気
モーゼスは季節のお祝いを大切にしています。 たとえば、クリスマス。
「皆で森へクリスマスツリーを採りに出かけるのが、どんなにすばらしい喜びだったことか!」とモーゼスが語るとおり、大きさも形も理想的なツリー用のモミの木を探すのは何よりの楽しみでした。
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公式図録より
ツリーを探しに森へ…!!想像しただけでワクワクしてしまいます。こんな風に季節を大切に、お祝いの準備を楽しむ習慣をつけたいと思いました。
ハプニングも楽しむ心意気
風になびく大量の洗濯物が目をひく本作では、空を覆う斜めのストロークが、急な雨を物語っています。しかし人々はいたってのんびりムード。ハプニングにも動じない強さと、日常のささやかな変化を愛おしむような視点が、まさにモーゼスの人柄を表しているようです。
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公式サイトより
この絵をみて夫を思い出し、笑いそうになってしまいました。
夫はこんな感じでハプニングに動じない人なのです。その横で騒ぐわたし。
たしかによく見ると、みんな穏やかに作業をつづけている…。 左下の青い服の女性は微笑んでいる…。この展覧会で一番見習いたいと感じた場面だったので、絵ハガキを買ってキッチンに貼っています。
まとめ
くよくよしない
置かれた状況に合わせて自分を変えられる
自分を変えていつでもハッピーでいられるように
モーゼスの絵にはひとつひとつ、押し付けがましくない教えがありました。
記憶と想像の中で自由に季節を楽しみながら筆をとる
淡々と前向きであること。そうすれば人は心が軽くなって、世界が美しくなっていくのかもしれないと感じた展覧会でした。
おまけ
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公式サイトより
記事を書きながら《虹》の絵を見ていたら、空に虹が!
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以上です。