Jリーグの日程について考えてみたら(2025年の予想編)
日程を決める前に前回挙げたうち邪魔になるものを考えてみよう。当然必要な日程と思っているけど。
まずはIMCから。この期間はJ1の日程は入れられない。実は2030年まで公開されているんだけど、まずは必要な2025年分から。
現在進行中のFIFAワールドカップ26のアジア予選。次勝てば本戦出場することが確定している状況なのにとは思うけど、押さえるべき日程は押さえなきゃいけない。もっとも、空いたらどっかと強化試合行うと思うけど。
続いて、アジアのクラブとして戦うのならACLE/ACL2の日程を考えないといけない。提示するのは2025年分のみだが、2024年の結果に引っ張られる。
この通り、ACLEに参加しているチーム(神戸・川崎・横浜FM)は2025年の日程に影響が出たね。ACL2に参加の広島は決勝トーナメント勝ち上がることが確定したため、これらの日程を考えないといけない。
また、2025/26も始まるため、これらの日程も示してみよう。
ちなみに、2025/26については今年のルヴァンカップのシードされない。リピート確定している神戸(ACLE→ACLE)はともかくも…。初出場組は大変だろうなぁ(棒)
これで、大会概要がようやく固まった。とりあえずこんな感じ。
ルヴァンカップは近年のJリーグ施策の上でなかなかのヒットだったと思う。下位ホームにした盛り上がりはいい傾向と思う。日程的にも一番圧縮できる案だし。天皇杯についてだけど、J3は都道府県予選から出場。大体1試合だけど、現状長野だけが2チームある。(神奈川は執筆段階で未確定)なので、2試合を予定している。
これで日程の概要ができた。以下を原則としてくみ上げる作業となる。原則として
原則、ウイークエンドにリーグ戦、ミッドウィークにカップ戦とする。ただし、ルヴァンカップおよび天皇杯の決勝についてはできるだけウイークエンドにする。
5月連休はミッドウィークにもリーグ戦を行い、あとはできるだけ連戦を避けるようにする。
ACLE/ACL2やJ2J3について、リーグ戦やカップ戦と重なった場合は予備日を考える。
優先順位はIMC→ACL関連→J1→J2→J3となるはずなので、J1が出る天皇杯やルヴァンカップは調整するとして、J2J3は予備日程に移動することになる。
とりあえず、標準の日程を出してみよう。
日程を出してみたんだけど、当然金土日で分散するのは想定している。そのうえで、すでにACLEの準々決勝以上とACL2の決勝が重なっていることが確定している。
J2に関してはルヴァンカップの準決勝に進出したら日程が重なってしまう。J3に関してはルヴァンカップのPOラウンドに勝ち上がったら日程が重なってしまう。なので、ここで予備日程を使うことになる。以下のような感じで想定している。
と、ここまで書いて重要な要素を盛り込むのを忘れていました。今年は、クラブワールドカップがあり、対象は浦和レッズのみで、上記日程をもとに、浦和に特化して考えてみよう。
日程詳細は出てないが、6/15-7/13で開催する。当たり前だけど、浦和が優勝する想定で考えなければならない。対象なのがリーグ戦5試合と天皇杯2試合。幸か不幸か旧年度も新年度もACLE/ACL2に参加しないため、新年度のACLE/ACL2の日程に合わせて試合を行えばいい。ここでは、まだ苦労はしない。(ただし、対戦相手が自由にはというわけにも行かない。)
問題は天皇杯。トーナメントだから当たり前だけど2回戦を終わらせなければ3回戦はできない。ただ、幸いにも2回戦は、Jリーグ勢との対戦で無ければルヴァンカップにぶつけても問題ないと判断(それぐらいの忖度はとるんでしょ?)。というより、そうでもしないと1回戦2回戦を早めなきゃいけなくなり、下位をホームゲームとする施策を放棄する可能性があったことと、6月のIMCを有効に使いたかった。
3回戦はクラブワールドカップが終わった後に行えればいいが、一応サマーブレイク前のミッドウイークで行えば何とかすることにした。
そうなると、浦和もルヴァンカップをACLE/ACL2参加組と同様シードにしなきゃならない。1次ラウンド突破チームが8チームから6チームになる。3回のトーナメント方式で55チームから6チームに削減できるか?というとできないとわかってしまった。なので、大会方式を変えるしかない。
そうなるとカップ戦の設計やり直しになる。当初、3回戦は5/28と考えていたが、そのあとのPOラウンドの日程が詰まって調整の可否の問題もありそうだったので、2週間前倒しにした。今回はこれが生かせそうだ。それでも日程は詰まってるね。ちょっとルヴァンカップの日程については自信が無い。
ということで、来年の日程を予測してみた。今年のカレンダーがそれなりに完成度が高いのでそういじらないだろうとしたかったが、クラブワールドカップを支援するために『ルヴァンカップの大会方式を変える』と予想した。
一応、裏で各場面において日程をカレンダーにプロットしてみたけど、これらは各自で行ってほしい。自信度はそれなりにあるけどね。
…と2024年11月22日まで書き記し、地域決勝観戦のために京都へ向かった。映像は全社連(https://www.jffms.jp/tournament/ccl2024/schedule)から見ていただくとして。とにかく最終日の最後の25分は凄まじかった。
京都から帰って、水曜の公開に向けて、もう一度推敲しようと思ったらこんなリリースが出てた。
もしかして、日程分析されると不味いから、潰すために早めに発表したのか?と思ったけど、決まってたら早くリリースしたほうがいいに決まってる。
YBCルヴァンカップは、5チームシードすると3回戦とPOラウンドではあぶれてしまうので5回戦と予想したけど、ACLE3チームおよびクラブワールドカップ選出の浦和と、ACL2進出の広島とでシードの差をつけたのね。そうなれば3試合で55チームから7チーム選出。問題なくできるね。
POラウンド以降はほぼ予想通りだったね。というよりかは、もはやここしか入んないんだろうなぁ。といった感想。あ、反省会はリーグの日程が出たらやるからね。
次回はシーズン移行を行ったとしたらどうなるか?を2024-25のカレンダーにて確認してみよう。果たして60の枠に63の試合をあてはめることができるのだろうか?