Jリーグの日程について考えてみたら(2025日程概要発表編)
Jリーグの日程について考えてみたら(2025年の予想編)|tsugi @tsugi_WET #note https://t.co/LbGKKZbjAH とりあえず予想はしてみたものの反省会は必須だな…な展開になりましたとさ。 #Jリーグ#秋春制#シーズン移行
— tsugi (@tsugi_WET) November 27, 2024
今回はこちらの反省会を。でもその前に、日程を組むうえでの考え方を述べさせて。(人はこれを弁解という。)
まず、日程を組むうえで、何が重要か?始める日と終える日を決めねばならない。そのうえで、試合日を考えることになるが、僕は以下の手順で日程の割り振りを行った。
リーグ戦については、IMCに割り当てをせず、なるべく土日祝で行えるようにする。
天皇杯については1回戦までは土日で行い、あとは任意に決める。
ルヴァンカップおよび天皇杯の決勝については土日祝になるように調整する。
これらは考えられるのだが、もっと大切なことは、できるだけ最終日を合わせることに注力した。かつて実施された天皇杯元日決勝。元日決戦にすることは宣伝上メリットは計り知れない。しかし、戦う選手にとってはそれだけオフシーズンが短くなってしまう。天皇杯優勝チームはすぐACLが待っているのでそう休んでられない。
そのため、シーズン開始は2/8開幕にして、1回試合を行ってからACLEの7回戦を考えていた。しかし、日程をある程度組んだところで、2/15開幕案との報道が出ちゃったので、変えざるを得なかった。今回のACL関連で出場している2チームがそのままACLE/ACL2に出るから正直よかったとしか。
同様の考えでACLE6回戦が12/10に予定されていたから、最終節を12/13としたが、出た結果が12/6となった。
あとは日程を実際に見てもらったほうがわかりやすいので、ACLに出ないJ1チーム・J2チーム・J3チームを見てみよう。
まあ、正直惨敗感が出てるね。J1だけにプロットしてみてみると、こんな感じになった。
![](https://assets.st-note.com/img/1734511282-wDfRa24prVHYOxAyz19sCck5.png)
リーグ戦は空振り4、見逃し5で節は別にして正答率は76%。異論は認めるがまあ悪くない数字だよね。ただ。
![](https://assets.st-note.com/img/1734511412-n3okvVz0uK78QhLbERXOJUFi.png)
ルヴァンカップはひどい。決勝トーナメントの4試合だけ当たりだけど、これは正直優しい問題。しかも決勝の10/25はリーグ戦に割り当て済み。J2の日程を見ると第35節に注釈がついている。おそらくこの週(11/1~3)に割り当てと推測される。まあ、どっちにしても外れなんだけど。なので、今回は弁明の時間になってしまいました。とりあえず、「反省するのはおまえらだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」とは言いません。その代わりほかにたくさん問いたい。小一時間ほど問い詰めたい。
さて、天皇杯はまだ出ていない。おそらく今週末にはそれなりに出るんだろうと思われるのだが、日程上ヒントはある。J3は都道府県予選から参加することになるのだが、日程を見てみると、4/26・27の週と5/10・11の週が空いている。かなり不自然なので、おそらくここに都道府県予選が入りそうである。そして、5/24・25の週も空いているので、この週に天皇杯本戦1回戦が入るのではないか、と思われる。天皇杯はこの後はおそらく水曜開催ばっかりになるんだろうなぁ。せめて2回戦のアマチュアとJ1J2との試合は週末におこなってほしいなぁ。まあ、日程面を考えると無理の一言なんだよね。
言いたいこと(問い詰めたいこと)は次々回に回すとして、その前に。今回、日程発表がかなり前倒しになった。概要が既にでて、12/20にルヴァンカップの1stラウンドの日程の一部が出る。そして、年内に3月までの日程発表と今年の1月に比べたらものすごく早くなって正直びっくりした。ただ、ちょっとした懸念もあり。
3月までの日程発表で、結構心配になったのは大学入試。2月3月と言えばそんな時期なのである。とりあえず、2025年の日程については大きな影響がなさそうでよかった。
2024年の開幕は開幕戦の3連休と国公立大学の前期日程試験に丸被りしてしまった。正直、クリスマスプレゼントの開幕カード発表の時に日程をだいぶぼやかして発表していたが、ガチ勢だとガッツリ予約しちゃうんだよねぇ。(関係者から『チケットの有無にかかわらずホテルを押さえちゃうからチケットが獲れなかったら気軽にキャンセルしちゃうんだよね。何とか枠数を増やしたのに余らせて』とボヤかれたことがあったなぁ…)
もう一つ心配事について。日程の決め方について。まずは予定日を設定するのは一番始めに書いたけど、各クラブについてはこれからが大変。過去記事で書いたように順調に進めるために以下のことを一気に進めながら走りきらなきゃならない。
・材料を集めるための手段
→相手のチーム・審判をどう調達するか。選手や審判が会場へ向かうための手段をどうするか。
・材料を保管調理するための施設
→施設や用具をどのように確保するか。
・後片付け
→試合後、施設や用具を返すための後片付け。選手や審判が帰宅するまでの手段をどうするか。
・会計処理
→施設代をどう負担するか?
・不測の事態
→選手が来なかったらどうするか?試合中止になったらどうするか?
12月8日に全60チームの所属が決まった後、すぐに日程くんを走らせて、日程案を出した。そのあと、陸上大会があるから会場押さえられないとか、花火大会があるから警備が準備できないとか、いろいろと要望を出して、3日ぐらいで日程調整を行って決めたんだろう。
このレベルまで日程が出たことに驚きだけど、調整はまだ残っている。試合開始時刻が決まらないといけないのだが、陸上大会があるから19時半キックオフにしなきゃならないとか、明日の朝のバスの運転手がいなくなるから臨時バスが出せない、昼間にしてくれとか要望がまだまだ出てくる。そのため、1月末まで日程調整を行うんだろうなぁ、そして、例外日程が生まれるんだろうなぁ。どれぐらい生まれるのだろうか?2桁に届くのでは?
そういえば、ACLについて、日程が重なってしまうのは確定してしまうんだが、どうなるんだろう?
もう日程のプロットはしない!けど、ACLE勝ち上がったら間違いなく7月まで地獄の日程をこなすんだろうなぁ…。
さて、次回だけど、前回、日程に余裕をもってこなすために、16チーム案を出したけれど、現状で実施したらどうなるのか?ちょっと検証をしてみよう。