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【読書日記】コミュニティ難民のススメ
コミュニティ難民のススメ
冒頭にこんな一節がある、
「将来は何になりたい」とは聞かれるが
「どうありたい?」とは聞かれない。
この本の問題提起はここにある。
世の中の枠組みに当てはめて考え、
分類しようとすると、
何になりたいかの方が分類し易い。
しかし皆んなが皆んなその分類にはまるのか?
多様な働き方や今までに無かった産業が続々と生み出される世の中で果たして社会が分類し易いコミニティに属することが正解なのか?
そんな社会は非常に生きにくい。
そのコミュニティとコミュニティの間にこそ
隙間があり、そのコミュニティ同士を繋ぐことを生き甲斐に感じる、生業にしている人達もいる。
そういう人たちをどこかに所属させるのは意味のないこと。
著者はそんな隙間で行き来する人達のことをコミュニティ難民 と定義している。
この感覚…とても共感できる。
そんな生き方を実践している人達がいることに強い衝撃と興味が湧いた。
何か違和感を感じながら生きるよりもこういった生き方を存分に楽しんでみるのもいいですね。
柘レビュー ★★★☆☆