【6日待機】インドから日本へ一時帰国【水際対策】(1/3)
水道から直接うがいしたり目を洗えたりするって本当にいいね!でおなじみ団長です。JAL便で日本に一時帰国したところなのでその記録。
(1)フライト72時間前のPCR検査
私たちの搭乗するフライト向けにSakra World Hospitalが営業時間外の日本人向け枠プランを設けていたものに乗っかったのだが、仲介するサービス会社のオペレーションがまったく機能せず、それにも関わらず全員一定の時間に来訪させたことで、私たちの検査はなんと一番最後だった(苦笑)。あまりに多くの(100名前後とのこと)希望者が申し込んだことが原因との話だった。
結果は無事陰性。
検査や証明書発行がフライトに間に合わないないなんてことになかったことが一番の利益なのでよしとするが、「お子さんがいるから早めにしますね。」と言われたのに最後とか、担当者のオペレーションや原因の説明も現実の動きに即していないし平謝りするだけだし、平たく言ってお粗末だった。費用を先払いした方から優先して案内したっていうけど、私たちも先払いしていたのだ。直前の入金だったから、例えば1週間前により早く入金していればよかったのかと問うても「そういうことではない。」らしいが、だとすると最初の方何を規準に希望者の名前をコールしていたのか、その後、現場で費用を支払いした人がなぜ先に検査することになったのか、到底納得できない。
希望者の情報処理や運営計画や真の原因などなど詳しいことは不明だから批判も改善案も的外れになるかもしれないが、曲がりなりにもコンサル勤めしてる者からすれば、より多くの希望者が納得するオペレーションはあったと思う。せめて前半/後半に時間分ければよくない?以後同様のケースはあるだろうから是非振り返ってほしいですね。
当日の空港までに警察に捕まらなかった?
一切捕まらなかった。警察がいた箇所もあったが、積極的に往来の目的を確認する感じは皆無だった。
JALでもインド→日本便はの機内食はおいしくない
以前、羽田→デリー便の機内食がエコノミーでもとてもおいしかったので期待していたが、よくよく考えればインドにある素材で食事を作るわけで、おいしいわけがない。蕎麦は小麦粉っぽいしチキンは普通だがイモがパサついて甘みがないしフルーツも硬いパインとパパイヤとメロンだし、チャイルドミールも甘〜いチョコケーキとか工夫のないものだし。前回子供はワンワン型のプリンに目を輝かせてたけど今回は「フーン」でした(笑)。
日本入国後の水際対策のあらまし
到着後に抗原検査が行われるが、それに加えてインドからの入国に関する水際対策は厚生労働省HPに記載の通り。
・到着日の翌日からカウントして6日間は指定ホテルにて待機。
・ホテル待機中のPCR検査は3日目と6日目の計2回。PCR検査のはずだが配布されたペーパーには名言なしで、厚生労働省新型コロナウイルス感染症相談窓口に電話した際もがPCRと断言はできないというような回答だったので明日検査時に検査官に聞いてみようと思う。
・検査が2回とも陰性ならばホテル退所となり、残り8日間はハイヤー等を利用し自宅等で隔離生活を送る必要がある。
成田空港到着後
●14:15頃 飛行機が成田に到着。降機はグルーピングされると思っていたが、前から順に一斉に降りることになった。スムースだった。
●その後は待機、陰性証明書等の書類チェック、抗原検査、アプリ登録の確認(最近新たに「MySOS」というアプリもDL/インストールすることになったらしい)、滞在先の確認などが行われる。
●16:00前後 最もBoringなのが抗原検査の結果待ちで、5-6時間くらい待ったろうか、だだっ広い部屋で等間隔に並べられたイスに座ってひたすら待った。4月時点で帰国した人のレポートによれば1-2時間のはずで、おそらく帰国ラッシュになっておりオペレーションが回っていないのだと思われた。
状況説明も何もなかったが、ビジネスクラスの人はホテルにチェックインしたとの情報も途中で出てきて、ビジネスにしとけばよかったね〜と夫は反省していた。子供がなによりも退屈だったと思うが、まあ水際対策だし仕方ないんだけどね。
一方で、現場のオペレーションには問題があった。入国者がBoringなんてのはどうでもよいのだが、この到着後の検疫の時間でコロナに感染する可能性があるのではという懸念だ。今後も帰国者は続くのでどうにか至急改善した方が良い。原因は設備とオペレーションの構築にあると思う。現場のスタッフは防護服で何時間も立ちっぱなしで案内をしており、彼らにも感染の懸念があると感じた。「お待たせしてしてすみません。」なんて謝りながらお菓子を配っていたのだが、現場が謝る必要なんかないよね。
Twitterで現場にいた人を見つけたのでご覧ください。
急増する海外からの入国者に対応が追いつけないのだと思うが、あと1ヶ月は帰国者も減らないと思う。改善すべき点は下記。
・空港および空港に隣接する検査施設での導線改善
......スペースがないのだろうけど、隣接検査施設は古くて狭めで、特に密だった。あそこで感染が発生してもおかしくない。待機場所は屋外に設営できないかな。
・検査待機時間における入国者への状況/情報共有
......なぜ待っているのかどういう状況なのか少しは共有しないと、終わりが見えず待たされると情報を求めにスタッフのところまで出歩いたり、先にホテルに着いた人からの情報を共有するためおしゃべりしたり、感染源となるアクションを取ってしまう。
・TVクルーの取材を許可しないこと
......狭い廊下にレポーターとカメラマンと合計3人でいたらkeep distanceの妨害になるよ。防護服もフェイスシールドもなくマスクだけだったし。大丈夫なの?しかも後述の薄っぺらで片手落ちな内容はなんなんだろう。
・(官公庁の発注スキーム簡素化)
......これはまったく私の想像の域を出ない不確かなことなので( )書きだが、急増した入国者に対応できず人がスタックしたのだとしたら、至急バスを追加発注したりホテルのレセプション担当者を追加発注したりということがスムースにできなかったことが要因と考えられる。民間では考えられない決定までのプロセスの煩雑さもあるだろうが、前例主義はやめようって言割れ始めましたからね。
なんというか、民間企業勤務者としては「お役所仕事め」と嫌味を言わざるを得ないことも多々あったが、同時にインドでのPCR検査のことも思うと、オペレーション設計の難しさを痛切に感じる。自分が厚生労働省の職員だったらよりよく対応できていただろうか。
あと小さい話を1つ。
「QRコード!QRコード!」とでっかくホワイトボードに書いているところがあって、その文字の割に「厚生労働省の質問票回答受付」とはぱっと見ではわからず当該のQRコードを未発行の人が発行するための部屋に入ったのだが、ここのみスタッフのレベルが他と相違していて、なんというかあまりタスクや要領を得ていない、連れて来られた感じの雰囲気があった。既にQRコードは発行済みだったので、すぐに立ち去った。
待機するホテルは東横イン成田空港本館
空港到着時点で配布されたペーパーにホテル名の記載があった。蛭子さん御用達ですね。知らんけど。
●22:30 ホテルへの送迎バス乗車&出発
上のTwitterの人に記載があったが、検査結果が出るのが遅くて待っていたというより、その先の送迎バスやホテルのチェックイン手配が滞っていたので長時間待機せざるを得なかった説があり、結局こんな時間。で、さらにホテル到着後も受付が混んでいるためバス内で待機する必要があり、「気分の悪い方はお知らせください」とのことだったので、私が妊娠中で気持ち悪いのと腰が痛かった+子供も小さいということで、このまま我慢する必要もないと早めに申告した。申告していなければ30分、1時間とまた時間を要していたと思う。
できれば2部屋がよいのと子連れ&妊娠について言及したところ、2部屋間の往来はNGというのと現在宿泊者が870名とかそのくらいおり満室に近い状況とのことで、2部屋は難しいが、ファミリールーム1部屋を案内してもらえた。ありがたい。やはり原則部屋の往来は禁じられている模様。
この東横インのファミリールームはベッドも広いしベッドと壁の間が結構空いているので靴下を丸めてキャッチボール運動もできる。1週間歩きもしないってかなり体には悪いだろうからね、筋トレでもしないと。
●1:00 子供含め全員で就寝。
ごはんと洗濯と取り寄せ
お弁当は普通。生野菜サラダと味噌汁とVegにはフルーツも入っていたりするしネットで見かけたひどい例とはまったく違ってよかった。
洗濯はコインランドリーでスタッフが代行するそうなのだが、1日3組までで(少な!)数日後まで予約で埋まっているとのことで諦めた。余分な下着&洗濯グッズを持参してよかったが、部屋干しで握力強くないとちょっとあれだなー。
物資の取り寄せは、書類には冷凍・冷蔵すべきものはNGとあるが、コールセンターに電話したところ「アルコールと刃物以外OK」とのことでイオンネットスーパーで刺身など含めオーダー。ところが、事前に電話しなかったのが反省点だが、使いにくいイオンネットスーパーの成田店のお知らせ欄には「ホテルご宿泊のお客さまからのご注文承りを、お断りさせていただく場合がございます。」と含みを持たせてるが、実際はお断りだった。なんで断言しないの?なんの例外があんの?笑
イオンめ。結局、生鮮はないがヨドバシとロハコで注文することにした。
テレ朝のサンデーステーションほか
これは別記事にしよう。