2022年9月:仕事の様子をまとめておきます。
藍染絞りの浴衣
当社では50年前から藍染ゆかたの変色を直してきました。衿や汗の変色を藍を傷めること無くお手入れいたします。
こちらは新反ではあるが長年の汚れが気になっている。絞りを延ばさずに、藍染の色が褪めないように手入れしていきます。
左:絞りに原因不明の変色が見られる
右:絞りの部分だけをシミを抜いた状態
藍染の麻のれん
緑の糸印を長年の使用で手垢で変色しておりました。下にした生地は変色を直した状態となります。
藍染は手入れする度、使う度に移ろいゆく色合いを楽しんでください。それが藍の文化です。紫外線などが原因で自然に染料が衰えていくものなのです。
40年前のバッグ
およそ40年前にイタリヤ旅行の購入されたとされるバッグ。「柄を傷めずに直して」とご依頼がありました。
ドライクリーニングを繰り返した藍染のブレザー
クリーニング店は何故ドライクリーニングを行うのか?ドライクリーニングで何を解決しようとしてきたのか、ドライクリーニングでは何も解決していない。
フリンジが付いたブレザーのしみ抜き
長期間使っておられなかったというお伺いしたブレザー。全体の汚れと変色を直しました。
レーヨン製の房(検証)
お客様が「新しい房と取り替えるので、好きに使ってください。」言ってくれたので漂白にチャレンジさせていただいた。
長年の使用で変色が激しい状態であった。
アルカリ浴では移染を止められなかったが大きな前進。
しみぬき工房 つづれや
代表:田川 芳弘
住所:〒678-0172 兵庫県赤穂市坂越1754番地
フリーダイヤル:0120-975-354
TEL / FAX:0791-48-8059
営業時間:午前9時~午後6時 定休日:日曜日・祝日