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過去のトラウマを乗り越える方法

いじめやパワハラ、ちょっとした悪口など、イヤな記憶や体験というのはなかなか忘れることができません。

言った本人は軽い気持ちでも、言われた方にとっては心にグサリと突き刺さるナイフのようにいつまでも傷になってしまうものです。

今回はそのようなトラウマをちょっとの工夫で乗り越えるための考え方を一つ紹介していきます。

全部思い出して書いてみる

イヤなことがあったという体験や記憶は変えることができません。

だからといって、当時のことが全部悪いことというのもないのではないでしょうか。

たとえば自分は前職、前々職で先輩からかなりのパワハラを受けてきました。

でも、当時の思い出全部がイヤなものというわけではありません。

味方になってくれるスタッフのみんなもいましたし、この体験でしか得られなかった学びも多くあります。

このようなコトもセットで全部思い出して、ノートやメモ帳に書き出していきます。

そうすると、【たしかにイヤなことはあったけど、全部が全部大変だったわけではないよね】みたいに少し和らいでいくんですよね。

これは、人の記憶というのは悪いことの方が根強く残るという脳の習性があるから起こってしまうものだと言われています。

ネガティブなもの記憶は【生命の危険】だと脳の中にある大脳辺縁系が強く覚えてしまうんですよね。

なので、良い記憶も一緒に思い出して中和させてしまおうという方法になります。
よく、電車に乗っているとき、遅延してしまうことがありますが、冷静に電車に乗る回数と事故に遭って遅延してしまう回数の割合を出してみると、そこまで多くはないんですよね。

でも、【また、遅延してるよ、ついてない】とイライラしてしまうのは、この大脳辺縁系のせいでもあったりします。

ネガティブとポジティブはセットで思い出す

イヤなできごとはなるべく避けたいものですが、やはりどうしても起こってしまうときは起こってしまいます。

でも、全部がイヤなことというのもなかなかレアですので、ちょっとでもいいことを一緒に思い出してみると、少しは柔ぐかと思いますので、もしよければお試しください。

今回はトラウマとの向き合い方について書いてみましたが、次回もみなさんの仕事や実生活でやくだつようなことを紹介していきますので、お付き合いください。

今回も最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。

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