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凡人のキャリア

自分を活かせる仕事で働くというのはなかなか簡単なことではないですよね。


毎日懸命に働くの体力も気力も必要ですし、そこで失敗したり誰かに迷惑をかけてしまうと【この仕事向いてないのかな…】と悩むことになってしまいます。


一方、能力やスキルは自分とさほど変わらないのに、そつなく仕事をこなしてしまう人もいます。


自分はかなりこのような経験をしてきたので、この違いがなんで生まれるのか色々と考えてみました。


能力の差を考える


自分の場合はマルチタスクがとても苦手で、特に短期記憶という力がかなり欠けています。


そのため、電話対応のときはかなりの確率でミスが起こり、それが原因で新卒で入った会社をクビになったこともあります。


そのときは周りの先輩からかなりフォローしてもらいましたし、自分でも勉強したり電話対応の練習もしていたんですが、まったくといっていいほど上達しませんでした。


自分の仕事と自分の能力がかみ合っていないと、本当に自分に自信がなくなってしまうんだなと感じていました。


その後はさほど電話対応の仕事を行わなくて仕事に就くことができましたが、それでもまったくのゼロではないので、そこでもやはりつまずくことが多かったです。



好きな仕事よりも苦手ではない仕事


今は文章の校正や校閲といった編集の仕事をしていますが、もともと注意力もそこまで高くはない方ので、誤字や脱字をも見落とすといったミスをすることも多いです。


ただ、電話対応に比べればそこまでハードルが高いものではなく、これまで地道に続けてきたおかげでちょっとずつミスも減るようになりました。


・作家やライターのくせを見抜いてパターン化する

・自分の集中力がなくなる時間帯を見付けてこまめに休憩を入れる

・自分のキャパを過信せずに納期を調整する


ほかにも色々なやり方があるんですが、その都度自分なりに選びながら仕事を進めていっていますね。


この辺りはRPGのゲームみたいに仕事を行う【ゲーミフィケーション】という考え方がとても役立つので、関連する本などを参考にしながら改善しています。



逃げることは誇らしいこと


これまで3回の転職をしてきましたが、どれもキャリアップのためではなく、すべて【逃げの転職】でした。


電話対応ができないから営業の仕事に変えましたし、営業に限界を感じたからコンビニ経営を始めましたからね。

そこでも自分の体力とコンビニというビジネスモデル、そしてパワハラ上司の存在に限界に感じ、再びサラリーマンとして今の仕事に就いています。


もう、全部逃げてばかりです。



好きなことを仕事にしようとしても、そんなに簡単に見つかるものではありません。


むしろ好きなことよりも【苦手なことを避ける】という考えで転職した方がいいのではないかなと思うんです。


好きなことがある人の方が少ないですし、無理に今の仕事を好きになる

こともないと思いますからね。


働き方や人間関係など、今の仕事がちょっと合わないなと思ったら、全然逃げても大丈夫。


悩みながら働いていく人生よりも、自分がちょっとでも活躍できるようなところで働いていきたいです。


自分の将来も不安なことがありますが、少しでも前に進めるように行動していきたいですね。




 






働くそもそも自分の強みがわからないという方も多いのではないでしょうか。


緊張と緩和のバランスが抜群の職場で働く


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