権力を持つデメリット
実力を付けてレギュラーに昇格したり、実績を積み重ねて役職が付いたり、物事に土地くんでいくにつれて人よりも上の立場になることが多くあります。
新しい世界が見えてくることに新鮮さを感じることもありますが、中には控えの選手に横柄な態度を取ったり厳しい口調で叱ってしまったり、あまりよろしくないことをしてしまう方も少なくありません。
立場が上になると良くも悪くも今までとは違うことになってしまいます。
今回は役職が付くメリット・デメリットを一つずつ紹介していきます。
正しい判断ができなくなる
恐らく多くの人は『優しくて頼りがいのある先輩』になりたいと思っているはずです。
自分もそのうちの一人であり、決して自ら進んで嫌われる先輩になろうと決めて日々部下や後輩に接している方はいないでしょう。
ではどうして次第に嫌われてしまうのかというと、『自分は大丈夫』と気付かぬうちに思い込んでしまうからなんですよね。
これは『正常性バイアス』と呼ばれるものであり、人は思い込みによって現状を正しく把握することができなくなってしまうというやっかいなものです。
さらに、偉くなってしまうと共感能力も下がってしまうので、立場が低い人たちの気持ちも汲むことができなくなってしまうので、ますますイヤな人のレッテルを貼られてしまいます。
では、どうすればより良い先輩・上司になれるのでしょうか。
勉強をし続ける
自分は大丈夫って思い込んでしまう原因として、【満足感】というものがあります。
・もうこの界隈でおれの右にでるやつはいないだろう
・私にはもう学ぶことなんてないよ
こんな感じで勘違いしてしまうことがあるかと思います。
でも、本当に頭の良い人ってこれとは真逆なんですよね。
常に自分のわからない分野について知ろうといくもの資料を探していきますので、【自分はまだまだ未熟者】みたいな感覚で没頭していくんですよね。
また、未熟者と思っているから誰に対しても謙虚で接することができます。
こうなると、【あの先生はすごい人なのに、今でも勉強熱心だし、私たちにも優しいから好き】
みたいに周りからの評価も上がっていくんですよね。
勘違いしている大人にならないためにも、自分の興味のある分野で勉強に励むのもいいかもしれませんね。
今回は好かれる先輩・上司に必要な要素について書いてみましたが、次回も皆さんの仕事や実生活で役立つようなことを紹介していきますので、もしよければお付き合い下さい。
今回も最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。