好きなことを邪魔するもの
好きなことなら何時間でもできると言う人が一方で、苦手な仕事だと5分も持たないという人が少なくありません。
そうなるとどんどん勉強したり、新しい道具を使いたいと思うようになり、そのことについてお金を掛けてくことになるででしょう。
そういうときに問題になるのが承認欲求です。
アドラー心理学が有名になって今はもうすっかり定着された承認欲求ですが、これは簡単にいうと「他人から認められたい」欲求と呼ばれています。
特に関係の無いように思えますが、買い物という点で見てみるとこれが大きな障害になってしまいます。
なぜなら、「ものを買う」という行為で人はわりと簡単に満たされてしまうからです。
高級車や高級マンションをはじめ、ブランド物のバッグや貴金属など、挙げれば切りがありません。
人によって個人差はありますが、少なからず興味を引いてしまう物ですが、安易に買ってしまうことは非常に危険です。
承認欲求は満たされることはない
数億円のマンションに住んでも、高級車に乗っても、一時的にしか満たされません。
それに物である以上、時間と共にその価値は徐々に下がっていきますから今後不要になったときに売ろうとしても、おそらく半額以下になってしまうことでしょう。
ですからお金を使うときは
・自分が好きな物
・得意なものに活かせるもの
この2つのどちらかに当てはまっているかどうかを一度考えることが大事です。
もし、「不動産の勉強をするために一度中古のマンションを買ってみる」というような明確なり理由があれば良いのですが、見栄を張るためだけに買うのは控えた方が無難です。
そうすると自然にお金を使う軸が決まってくるので、よりスムーズに意思決定
することができるようになります。
前回の話にも通じることなんですが、お金を使うということはそれ以上のリターンを得なければいけません。
では具体的にどのようなことに使うというと、
・知識を得ることができるもの
・経験になるもの
この2つのどちらかになっているものをおすすめします。
簡単なものいえば本を呼んだりDVDを観たり、手軽に観ることができる某動画サイトを見てもいいでしょう。
また今は著名な人がオンライサロンを開いていますので気になる方がいれば試しに歯入ってみてもいいかもしれません。
あとは実際に行動する際にかかる移動費や参加費とかでしょうか。
旅行が好きなら交通費や宿泊代でしょうし、食べ歩きが好きなら食事代といったところでょうか。
このような知識や経験は減価償却されることはありませんし、ここが物を買うこと一番違う点ではないでしょうか。
即効性はほとんどありませんし、誰かに褒められるコトも少ないでしょうが、近い将来役だっていきますので、まずは手始めに近所の本屋さんに行って、気になる本を手に取ってみてはいかがでしょうか。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。
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