見出し画像

失敗を責める人にはならないリアプレイザル

初めて行う仕事をするとき、おそらく誰もが手探りの中で進めていくものだと思います。

きちんとマニュアルがあるような仕事であればよいのですが、一から何かを作り出す仕事だったり今までだれもやったことがないような仕事であれば、きっと頭を悩ませながら作業に励んでいくと思うんです。


そうなると出された指示をこなすだけでなく、自分からアクションを起こして仕事に取り組んでいかなければいけませんが、これがなかなか難しい。


言われたことをこなすだけで精一杯なのに、自分で舵を取りながらやっていかなきゃいけないんです。


キャパオーバーになるとミスをすることもありますし、いつまでも仕事が終わらず残業の日々を送ることにもなりかねません。


最近もミスをしてしまったばかりで、しこたまマネージャーに怒られてしまいました。

ふっきろうと思ってもミスのことがいつまでも頭から離れずに、ずっと引きずってしまうんですよね。


ミスはもちろんよくないことだと思いますが、いつまでも引きずってしているのもよくありませんね。


むしろ、ミスをすること自体、そこまで悪いモノといえるのでしょうか。


挑戦の証


ミスをするということは、『何かに挑戦した』と言い換えることができるはずです。


何もせずにダラダラしている状況の中で、何かのミスが発生するようなことはほとんどありません。


どんなにささいなことでも、何かに挑戦しているからミスは生まれるのだと思うんです。


・連絡のミスでタスクの漏れが起こってしまった

・言わなくてもいいことを言ってしまい、先輩を怒らせてしまった


これが最近自分がやらかしてしまったミスなんですが、正直言い訳できるものではありません。


でもこのようなミスがあったことをきちんと反省し、今後の仕事に活かしていけば、きっとこの経験も『挑戦の証』として自分の財産になると思うんです。


全部が自分のせいだと思わない


言い訳をするのはよくありませんが、逆に全部自分のせいだと責めてしまうのもよくありません。


そもそも指示の出し方に問題があったのかもしれませんし、わかりづらい説明であったから伝達ミスが起きてしまったのかもしれません。


それを一方的に『ミスをしたお前が悪い❗️』と責められる筋合いがないはずですし、しっかりとしたリーダーなら冷静にミスの原因を一緒に見つけて解決していくはずですからね。


一方的にミスの責任を押し付けてくるような人が職場にいるようなときは、少し距離を置いた方がいいかもしれません。


反面教師にしながら、『自分だったらこうするのにな』と冷静に対処していきましょう。


もしかしたらそのような上司も、たまたま何か嫌なことがあって機嫌が悪かっただけなのかもしれません。


このような考え方を『リアプレイザル』と呼びます。


なにか嫌なことがあったとき、その出来事を自分の中で『再評価』していくという方法なんですが、このリアプレイザルをしていくとストレスも少なくなります。


・舌打ちされたけど、きっとあの人も大変なんだろう

・今日も上司に嫌味を言われたけど、あの人きっと家庭では立場ないんだろうな…


こういう風に勝手に再評価していくと心も軽くなるはずです。


全てを抱え込まずに、嫌な人をやり過ごしていきましょう









いいなと思ったら応援しよう!