時間がないのは自分のせい?
時間がもっとあればやりたいことができるのに…
そんなことを思ってみても、1日は24時間であり、増やそうと思っても物理的に増やす方法はありません。
面倒臭い仕事やつまらない会話(決して人と会うのが嫌いというわけじゃないです…)などをしているときは、特に時間が無駄になっているなと感じてしまい、ますます時間に対する焦りが強まってしまいます。
こんなことを毎日繰り返してしまっていては、いつになっても自由な時間を作ることができませんよね。
時間飢饉からの脱出
時間が足りない、時間が欲しいと思ってしまう状態を『時間飢饉』と呼んでいます。
歴史の教科書などで、食糧が足りなくなってしまった事件や状態などを表す言葉ですが、それを『時間』に置き換えて『時間飢饉』と呼ばれています。(有名なのは天保の大飢饉とかでしょうか。)
この時間飢饉から逃れるためには、あることをしなければいけません。
ゴールコンフリクトを避けるように行動する
・テスト対策のために勉強しないといけない
・でも友達とも遊びたい
・バイトにも行かないとお金が足りなくなってしまう
おそらく誰でもこういう経験をしたことがあるかと思います。
これらは全部、『違ったゴールに向かってしまっている』ものなので、勉強していてもバイトに行っている時でも『他のことが気になってしまう』状態になってしまうんですよね。
バイトをしているときは『もっと時間があれば勉強できるのに。』遊んでいるときは『もっと時間があれば勉強できるのに。』といった具合です。
なので、これらの行動のゴールを統一させて、このような『時間が足りない病』から抜け出さないといけないんです。
例えば、『充実した学生生活を送る』という目標を立てるとどうでしょうか。
・勉強をする→卒業するための単位をとるために必要
・友達と遊ぶ→友達との時間を大切にすることで学生時代の思い出づくりができる
・バイトをする→学生のうちに社会経験を積むことができるから、卒業した後もこの経験を生かして働くことができる(憧れの先輩にも会える)
全部『充実した学生生活』に取って必要なものだと言えるのではないでしょうか。
つまり、全部無駄な行動は何もないと改めて認識できるようになるので、一つ一つの行動に重要な意義を持たせることができるようになります。
これでもう、『〇〇をしているから▲▲をする時間が足りない』なんてことは少なくなるはずです。
だって全部自分にとって必要なことであり、大事なことになっているはずですからね。
それでも時間が無駄だと思うようなものがあれば、それはきっと本当に自分にとって不要なものかもしれません。
自分の場合は
・価値観が極端に合わない人と話すこと
・飲めないお酒を無理に飲ませようとする人がいる飲み会に行くこと
・自分の時間を無駄に削るようなことをしてくる人と絡むこと
こういうのは無駄かなと思ってなるべく避けて行動していますし、これによって時間を増やすように努めています。(仕事の都合で断れない時はありますけど…)
無駄なことはほとんどない
誰かに迷惑をかけてしまうような行動はよくありませんし、『充実した学生生活』にはほとんど不要だといってもいいと思います。
しかし、勉強だけでなく、バイトも遊びも後悔のない学生生活には必要ですよね。
今自分がしている行動は全部経験になって、将来の財産になるはずです。
学生であっても社会人であっても、『自分が本当に到達したいゴール』というものを明確に持っているほど、時間にゆとりを持たせることができるのかなと思います。
24時間全部、有意義なものにしたいものですね。
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