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相手の気持ちを汲み取る「迎合力」
年上・年下ともに人の気持ちを汲んで行動出来る人って素敵に思えますが、簡単に見えて想像以上に難しかったりします。
気を遣いすぎると鬱陶しいと思われてしまったり、こっちも変に気疲れしてしまいますので、考えること自体が億劫になってしまうこともあります。
しかし、もし相手が気持ちよくなれるような一言が言えたら一気に親密度が高まることでしょう。
今回は相手の気持ちを察して仲を深める方法について書いていきます。
アドバイスを求める
仕事で培ってきたスキルや子供の頃から続けている趣味など、どんな人でも得意分野というものがあるかと思います。
そのようなものあらかじめ調べていき、実際に訪ねることでその人との距離を上手に縮めていくことができるようになります。
旅行好きな人ならおすすめの国を訪ねたり、料理好きな人なら簡単にできるものを聞いたりするだけでも喜んでもらえるでしょう。
ここで、ポイントになることがあり、「どんな価値観でそのことに向き合っているのか」という信念みたいなものに沿って褒めていくとより効果的です。
ちょっとややこしいかもしれませんが、「どんな気持ちでそれを行っているか」みたいなものに賛同して聞いていくんですね。
例えば、売上第一ではなくお客様の満足度を重視している部長に仕事の話を聞くとき、
・部長が行ってきた仕事ってどれもお客さんのことを第一に考えてやってきたんですよね。その考え方、とても勉強になります。具体的にどんな感じで取り組んでいったんですか?
こんな感じで一度相手が大事にしている信条を褒めた上で質問していくと、おおよその人なら「この人、わかってるね~」みたいにテンションが上がることでしょう。
これらは「アドバイスシーキング」といって、単純に褒めるよりもさらに相手を気持ちよくさせるテクニックなので、一度試してみるのもいいかもしれません。
無理に引き出さない
かといって無理矢理相手の価値観に合わせたり、露骨にアドバイスを求めたりすると返って逆効果になってしまいます。
この辺りは実際の状況も見ながら判断し、無理のない範囲で行っていくのがおすすめです。
今回は相手と仲良くなるために必要な迎合力を高める方法について書いてみましたが、次回も仕事や実生活で役立つようなことを紹介していきますので、もしよければお付き合いください。
今回も最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。