2023/03/14 マックグリドル、大好き!
就活や履修登録やらで何かと追われる日だった。
説明会を受けてESを書いて……というつまらない一日のことを書いてもつまらない。どうせなら楽しいことやハッピーなことを書きたい。
今は寝る直前なわけだし、今日の最後に一つ楽しいことを考えて一日を終えるとしよう。
マックグリドルの話をします。
マックグリドルをご存知だろうか。
ハンバーガーチェーンのマクドナルド。マックの朝限定メニュー「朝マック」の一つだ。
私は今、マックグリドルにめちゃくちゃハマっている。
中身はしょっぱいソーセージ一つ。「マックグリドル ソーセージエッグ」ではお馴染みの目玉焼きも追加されるが、私はあまり目玉焼きが好きではないからエッグは抜きで。
ソーセージと言っても、実質パティとほとんど変わらない。つまりはハンバーグ。薄めのハンバーグだ。塩胡椒とスパイスで味付けされた、しょっぱいハンバーグ。
それを甘いシロップがたっぷり染み込んだホットケーキで挟むのだ。
正気なんかな……。
眠すぎて思ったことをそのまま書いてしまう。マックグリドルの説明を文章化してみるとマックグリドルの試みがいかに異常かが浮き彫りとなってきた。正気じゃない。
しょっぱいハンバーグを、あまあましみしみのホットケーキで挟む。
ホットケーキの真ん中には、ネオバターロールのマーガリンよろしくシロップが入っている。マジで甘い。これ単体で食える。
でも、美味い。
何故か美味い。
最初食べた時は「え!? 何だこれハンバーガーじゃないじゃん!」とビックリしてしまい、脳はその驚きを「不味い」と感じ取ってしまう。自分が今何を食べているのか、分からなくなってしまうのだ。え? ハンバーガー食べにきたんすけど……と混乱する頭を置きざりにして、シロップはホットケーキに染み渡る。
しかし食べれば食べるほどクセになるのだ、これが。
人は謎に直面すると解明したくなるもの。「あの意味わからん感覚の謎を突き止めたい」と思ってしまうのだ。
それで、次は「よ〜しこれは意味分からん味するぞ」という気概で食べる。すると前回の謎がいとも簡単に解けてしまう。
これ、あの時は理解が追いつかなかったけどめちゃくちゃ美味いのでは?
そう気付くのだ。
その時にはもう、マックグリドルが無い日々には戻れなくなってしまう。
マジでマックグリドルか美味すぎて、朝マックに行く時は絶対マックグリドルを食べてしまう。限定メニューがあるときも、甘いものの気分じゃないときも。
本当に美味しい。考えついた人は頭がおかしいと思うが、それでもその狂った思考に感謝したい。普通「ハンバーグをホットケーキで挟んだら美味いんじゃね!?」とはならんだろ。
その奇特な発想を商品にしてしまうマックの技術力にも脱帽だ。マッククオリティ、本当に美味い。
しかし人を選ぶ味であるのは確かなので、「ウワッ何この意味分かんない味!」と思ってその謎を突き止めてみたらシンプルに不味かっただけでした、という人もいるかもしれない。私は好き。
マックグリドル、最高。絶対廃番(って言うのかな?)にならないでほしい。
でも本当は、いつも「ビッグブレックファーストが食べたいなぁ」と思っている。ビッグブレックファーストへの想いに蓋をして、マックグリドルを頼んでいる。
これ頼むのめっちゃ勇気いるくない?
ビッグブレックファーストを注文するのは、朝から出す勇気にしてはカロリーが高すぎると思います。
マックグリドル、ちょうどいいぜ。