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2024/04/17 インドに負けるな東映アニメーション

なんかぬるっと2日連続でnoteを書くことに成功したので、今日も書く。こうしてぬるっと継続できたら嬉しいな。

と言いつつも書くことが無い。普段noteを書く時にはまず書きたい! と思うトピックがあって、それについて文章が頭の中で次々に生成されるので慌てて外部に出力している……という調子だから、こうして「書きたいことがない」というのはかなり困る。連想ゲームでもして書きたいことが見つかるのを待つか。
では「待つ」から。

待つ、バス停、時刻表、紙、文字が小さい、ハズキルーペ、

ハズキルーペ

ハズキルーペ。
ハズキルーペという単語を見るたびにおジャ魔女どれみの藤原はづきのことを思い出してしまう。はづきもメガネを掛けているし。
私が小学生の頃、なぜか私の周りではおジャ魔女どれみごっこが流行っていた。私はメガネを掛けていたので藤原はづきになりきって遊んでいて、それがかなり楽しかったのだ。気が弱く声も小さくメガネを掛けたはづきの小学生女児人気は低く、しかし私ははづきのことが大好きだった。可憐でお淑やかなメガネお嬢様って可愛い! というオタクの本能的な理解だったら怖い。

それはそれとして、今年はおジャ魔女どれみ25周年のアニバーサリーイヤーらしい。それに併せて先月、おジャ魔女どれみの新作アニメを匂わせる動画が公開された。

ンナァ〜……。
どれみたちが大人になっていて、寂しいような切ないような苦しいような。そりゃ私が社会人になるのだから、どれみだって大人にもなる。しかし寂しい。ずっとランドセルを背負っていてほしいのに。
アニメがそもそも作られるのか、民放に流れるのか配信されるのか劇場版になるのかは反響次第で決まるらしい。なんてシビアな世界なんだ。絶対に、深夜枠でTVシリーズ化してほしい。

そして25周年の節目で大きく追加された巨大コンテンツがある。おジャ魔女カーニバル!のダンスである。

インターネットのことが大大大好きな人ならば一度くらいは見たことがある動画だと思う。かく言う私もこの動画が大好きで、うろ覚えの箇所もあるけど、踊れる。インド映画のおジャ魔女カーニバルを。というか練習までした。

もりもりさんが制作したおジャ魔女・インド映画・カーニバル!動画は立派なインターネットミームとなり、暴れたがりなオタクたちの一つのダンスツールになった。バジリスクタイムと同じ扱いにある。
もはや「まあおジャ魔女カーニバル!のダンスつったらアレだわな」と一つの共通認識となっていたのだ。そんな中おジャ魔女どれみが25周年を迎え、下記の動画が公式から投稿された。

知らん踊りだ……。

TikTokが流行ってからというもの、日本人のダンス熱は異常な盛り上がりを見せている。ハレ晴レユカイやもってけ!セーラー服ばりにアニメのOPではキャラクターたちが踊りまくり、その可愛らしいダンスのみがコンテンツから乖離し非オタク層にまでリーチし話題となって、元のコンテンツに帰着する。そんな広告戦略があまりにも全てのコンテンツで流行りまくっているので巷には謎ダンスと縦動画が溢れかえっている。そしてついにウチらのおジャ魔女カーニバル!も、そうなってしまいました。TikTokの毒牙にかかってしまった。折り紙で変身タップを工作していた日々よ、さようなら。

しかし今更公式がいくら正しい踊り方を宣伝したところで、世間における「おジャ魔女カーニバル!のダンス」はインドのハリーポッターもどきが踊る謎ダンスで定着しているし、うっかりミーム化されたせいで「可愛くてエモくて懐かしいけど現代風のダンス♡」というブランディングはかなり難しくなってしまった。こうなったのはオタクの責任だが、ここまで放置した東映アニメーションにも問題がある。

なんと練習用の反転動画まで用意されている周到ぶりだ。絶対にインドにはやらんぞ、という気迫を感じるプロモーションっぷりには脱帽するが、それはそれとして依然インドは強い。「おジャ魔女どれみは見たことないけどインドハリーポッターミームダンスは踊れるよ」と言うオタクが日本にどれほどいることか。
もしかしたら東映アニメーションのおジャ魔女どれみ担当のチームは日夜「どうすればインドに勝てるか」と考えているかもしれない。いろんな戦略を考えているのだろう。そして若くて可愛いTikTokメインユーザー層にリーチしやすいダンスを取り入れたのだろう。

しかしインドダンスが流行りすぎた。ここからの立て直しは相当難しいだろうな、と思います。

おジャ魔女どれみの新作アニメ、本当に本当に楽しみです。絶対深夜枠でTV放送してください。

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