2023/02/21 カツカリーパンポエム
コメダのカツカリーパンを無性に食べたくなって、食べたら胃がもたれて気分が悪くなってしまった。後先のことを考えないとこうなる。
カツカリーパンをはじめとしたコメダのフードって無性に食べたくなる。無性に食べたい気持ちに任せて食べたらいつも最後の二口くらいで急に「うぷ」となってしまうのだけど食べたくなる。その「うぷ」が来ることを知っていても食べたくなる。
コメダに行き、毎度毎度想像していたよりも+200円くらい高い価格に驚きながらも「今日私はカツカリーパンを食べに来たんだ」という強い意志のもとにカツカリーパンを注文する。カツカリーパンは、いつも予想より四方+1センチくらいデカい。カツカリーパンと一緒に机の上に置かれるフォークをどう使えばいいのか分からず、いつもハンバーガーを食べるように手で掴んで食べている。ザク、と音を立てて口の中に広がる最初の一口目の幸福感たるや。キャベツがカツの油を程よく中和して、スパイシーなカレーソースがアクセントになる。
でもやっぱり最後には「うぷ」となる。
「うぷ」を乗り越えて、完食したときには何故か山を登った後のような疲労がどっと押し寄せてくる。胃もたれがマッハで押し寄せて、思わず机に突っ伏したくなる。う、う〜。しばらくは何もできそうにない。店を出るのも億劫。
しかし私は「カツカリーパンを食べた」という経験値は得た。
想像以上に金が無くなった。胃もたれもキツいし、カバンの中にあるPCは一度も机の上に出せなかった。
しかし私はカツカリーパンを食べたのだ。
もうそれで、満足。
向こう1ヶ月分のカツカリーパンを補充した。胃腸が死のうが財布が死のうが、それで良いのだ。