株式会社日添とは何なのか。~4つの事業を説明します編。その④食べる事業~
さて、最後の事業説明です。
私が人生で絶対に関わることのないと思っていた飲食部門のお話です。まさか自分が飲食店の経営に携わるなんて…。人生何があるかわからないですね。
日添の4つの事業、3つ目:食べる事業
2019年4月にCAFEみなもとをオープンいたしました。このカフェをオープンさせるにあたり、とんでもなくたくさんの方々からご協力をいただいたのですが、そのことは丁寧にお伝えしたいので、また別の記事にて紹介させていただきたいと思います。今回は、「なぜカフェを始めたのか」を説明したいと思います。
カフェを始めた理由①五木村の人にとってわかりやすい仕事をする
株式会社日添はいわゆるまちづくり会社なのですが、ぶっちゃけ、なにやってるかわかんないですよね、まちづくり会社って。
全国にたくさんまちづくり会社があると思うのですが、それぞれの会社で「その街に必要なこと」を事業としてやってると思います。事業内容も多種多様。それに加え、事業のビジネスモデルを把握しづらいことが多い。
ゆえにその街の住民の人たちから「謎の存在」と思われてしまうことが多い。
株式会社日添って、〇〇してる会社だよね〜って、住民同士の人の会話で話してもらえるよう、わかりやすい何かが欲しかったんですよね。
それで、飲食店ってわかりやすいからいいよなあと。
カフェを始めた理由②ゆっくり過ごせる場所を五木村の中につくる
こんなこと言うのもなんですが、ほんとはうどん屋とかやったほうが稼ぎ自体はつくりやすいんですよね。笑
でも、カフェじゃなきゃいけない理由があるんですよ。
五木村の中には飲食店が5店舗ほどあります。どこもうまい!!お店もこのブログの中で紹介していきたいなあ…。
基本的にはどこも食堂のような形態のところで経営されているので、「食事を終えたらすぐに帰る」というのがお客様の基本的な行動です。
もうちょっとゆっくり、おしゃべりしたりほのぼのする時間を過ごすような空間を作りたい。五木村をゆっくり味わってもらう時間を作りたい。
そうなると、普通の飲食店ではなく「カフェ」が良いよねという話になったのです。コーヒー屋さんをやりたい、というよりは、「ゆっくり居座ってもらって大丈夫ですよ」というお店を作りたかったから「カフェ」にしたという話です。
観光客だけの話ではなく、地元出身者の方にも対してもそう。正月とかお盆とか、久しぶりに会った地元の友達とゆっくり過ごしたいじゃないですか。「でも近くにカフェ的な店もないし…。」とこれまではなっていたところを、カフェをつくることで少しでも楽しい時間を作れるのではないかと思ったのです。
カフェを始めた理由③五木村でもできる、五木村だからできるを増やしたいから
カフェみなもとの店長兼料理人のやっくんは、幼馴染みであり、実の兄の同級生であり、中高生時代にめちゃくちゃ一緒に遊んでくれた友人であり、とにかく私にとって大切な人です。
やっくんは覚えてないかもしれませんが、やっくんはよく酔っ払った時に「将来五木村で店をやりたいんだ」とか「五木村の食育事情がとても気になる」とか、言ってました。
それがもう6年くらい前の話かなあ。
「五木村でやっても大変だよ。」とかってよく言われますし、実際めちゃくちゃ大変なことも多いです。でも、だからと言ってなんにもしなかったら、なんにも変わりません。
楽しそうなこととか、面白そうなこととか、新しいことって、意外と自分が始めることもできる。うまくいかないかもしれないけど、うまくいくように四苦八苦しているときが、振り返ってみると一番楽しかったりもする。
やっくんの「飲食店をやってみたい」の実現を皮切りに、いろんな人が自分のやってみたいを少しずつ始められたらいいなと、思ったんです。だったら、やっくんの「やってみたい」を今、全力で応援するべきなんじゃないかと。
五木村でやってみたい、を、まずはやっくんから。
それで、会社の事業の一つに飲食部門を入れました。
もうすぐカフェをオープンして1年くらいたちますが、正直めっちゃ大変です。笑 「いつかはカフェでスローライフ~~~」なんて考えてる方、まじで大変ですよ!笑