面接がヤバい学生の真実
最近では23新卒の採用支援などで、面接を代行する機会もあり、そこで感じた事を独断と偏見で書き留めようと思います。
「学生の諸君、本当にそれでいいのか?」という疑問が多すぎる日が続きます。理由は至って簡単で、面接する上での準備不足の度を越えている学生が多い為です。さすがに雪山に軽装で言ったら、それは死を意味します。
かなり、それに近い状況だという事です。ここで、こんな回答をしているようじゃ一生内定もらえないよという凡例と理由を明記していきたいと思います。
[志望動機編]
・企業理念に共感
言い方変えると、どこの会社の企業理念も共感されるようなものばかりです。
メインがこれ押しはキツすぎます。この会社でなければならない理由を明確にすべきです。
・成長できる環境
成長できる環境だからの1本やり。まず、成長できない会社は存在しません。成長を1つ定義づけすれば、「出来ない事ができるようになる事」ですが具体的にこの会社で遂げられる成長を明確に考えて、具体的に話すべきです。
[自己PR・強み編]
・人当たりの良さ
わざわざ、言わなくても面接中に伝わる事をあえて言う必要が無いし、
逆にそれしか無いの?って思われます。言い方変えたら、飲食店で「こちらの定食は衛生上問題ないのでどうぞ安心してお召し上がりください」そう言っているのと変わらない事に気づかないのがヤバい。
たまに何の根拠も無く、人当たりの良さでお店の売り上げに貢献したとか言ってしまうのは怖すぎて震えが止まりません・・根本、人当たりの良さで売り上げは変わりません。。
・人への思いやり
・・・www
就職する事は何かの価値提供をして対価としてお金を頂くわけです。
その上での面接はいわゆるオーディションです。自分という商品をいかに売り込む事ができるかを競うゲームです。飲食店で仕込みをしない事はありえません。仕込み(準備)があるから、お客様からのオーダーに対して、適切な調理時間で適切な量を適切なレシピでデリバリーする事ができるわけです。面接に言い換えれば面接官が知りたいあなた(商品)へのオーダーに対し、適切な内容と量で回答していく必要があるという事です。当然、面接担当のオーダーに面接担当好みの回答ができれば、リピート(選考通過)するわけです。
こういった上記の最低限の部分もままならない学生というのは、何か欠落しているというよりは多くが「やりたい事」が分からないという人たちです。
もうスタートが間違っているので、そんな人は私の過去の記事を読んでください。得意な事から探しなさいってね。
https://note.com/tsuchiya0809/n/na4033c4e8c34
きっと、やりたい事が見つからない学生は「業種も職種も絞らず、幅広く見てます!」これが大問題!!
量は質を凌駕するは間違いではないけれど、業種と職種を絞って量をやる事、ここがポイントになるかと。でも一番の大きな原因は、就職する目的が無い事。これに尽きると思います。
まとめます。
就職しなければいけないという固定概念をぶっ壊してから始めましょう。
そしたらもっと面接に対する準備の深度が深まるよ!学生の皆様。だって、行きたい旅行先の準備は念入りにするっしょw
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました◎