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「お前はどうしたいの?」と公務員。
公務員には「おまえはどうしたいの?」は必要ありませんでした。
これまでは。
なぜなら、仕組みがほぼぼできあがっており、その前提となる社会のシステムもほどんど変わらない。役職も給料も年功序列で少しずつ、自動的にあがっていく。
なので、そこにある仕組みやルールに乗っかって仕事を進めていけばよかったのです。
私が新卒で入った会社「リクルート」は、
「お前はどうしたいので?」で有名な会社でした。
(今、どうなっているかはわかりませんが・・・)
ビジネスの「ビ」も知らない小僧に、
「で、これどうしたいの?」とか「これどうする?」とかバンバン聞いてくる恐ろしい会社でした。
なので、その考え方が染みついてしまっています。(よくも悪くも)
昨年から公務員として働いていますが、
「お前はどうしたいの?」を求められることはありません。
(田舎の地方公務員なので、なおさらです)
前例、法律、条令、要綱など「ルール」的なものに従って、
仕事を進めていき、上長に確認すればほとんどのタスクは片付いていきます。本当によくできたシステムだと思います。
なので、血の通った「想い」「らしさ」みたいな、
湿っぽさを仕事に少しでも滲み出していくと、周りの人はサーッとひいていきます…。(その勢いたるや)
おそらく、そういう生臭さに対しての耐性が全くないのかなと。
約1年、公務員として働く中で、
そんなことがわかってきました。
さぁ、どうしましょう。やりたいことは少しずつでてきなのですが…。
そんなことを思う今日この頃。8月7日。今日も平和です。