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米大学生との交流の思い出

米名門R大学の学生さんと交流する機会があった日のこと。

学生さんの名をR君(仮)とします。
R君は本当に聡明。
日本語を勉強した期間は実質わずか10ヵ月という。
一体頭の中どうなってるのと思うくらい流暢な日本語を話し東京の地理も日本の歴史も文化も詳しく、純国産のはずの私は出る幕がありませんでした😅

かと言って他人を見下したり攻撃したりするようなタイプではなく、それどころか内気で物静かでどこまでも控えめな子。
背筋をピンと伸ばしてニコニコして自分の意見をしっかりと話して、あまりにキラキラしているのでこの子は天使かな?とか思ってしまった😇
どう育ったらこんな天使だか王子様みたいな子ができあがるの?
(ご両親が立派なんだ、そうだ、うん)

子供たちとともに回転寿司行こうと誘うと「やったぁ」と喜びを爆発させるR君。
素直というか素朴というか。
おばちゃんはこういう素朴さに弱い。
これでもかと振る舞いました😇


R君は日本語習得に貪欲で、私が振ったしょうもない話を眠そうな様子を見せることもなくずっとキラキラした顔で一生懸命聞いてくれました。
米大学生、勉強熱心。

いろいろ米国の様子を教えてくれたR君。
YOASOBIがやたら人気だとか。
アメリカの学校では食堂で生分解性プラスチックが使われているだとか。
私立大学の学費が高すぎるとか。
アメリカでは中学生までは不登校児童はいないけど、高校になると皆言うことを聞かなくなって引きこもりになっているとか。
海外の引きこもり事情はネットで調べてもあまり見ない気がします。
R君によると、学生たちはやるべきことに追われすぎて「もう生きていたくない」と思い引きこもってしまうのだと。
泣きそうです。

愛校心に溢れあらゆることに興味を持ち、礼儀正しく誰からも愛されそうなR君。
残りの学生生活を謳歌して素晴らしい技術を身につけて世界に羽ばたいてほしいと願わずにはいられません。
向上心に満ちた人と交流するとすごく励まされます。
何にも代えがたい幸せな経験でした。
R君ありがとう!

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