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モニターを減らして作業性を上げた話【便利だね仮想デスクトップ】

今年も終わりに近づきつつある師走の最中。寒いからと厚着をして仕事をしていると肩が凝ってくる。
はて。デスク環境を見直したのに、此は如何に。
この謎を解明していこうと思う。

原因は・・・

まずは自分のデスク作業を俯瞰でみてみた。
するとどうだろう。
首に落ち着きがない。
ずっと首を横に振っている。
なにがそんなに嫌なのか・・・。
イヤイヤ期の子供でももうちょっと落ち着きがあるぞ・・・。
いやまて!わかったぞ!
モニターを3枚を往復してみてるからだ!!

首の動きがネックやったんや・・・(言いたいだけ)

なぜモニターが複数枚いるのか考えてみる

複数あった方がかっこいいとか仕事できそうでドヤれるとかいう上っ面の理由はさておき、本質がどこにあるかを探ってみる。
現状のデスク環境を使って説明すると、
・資料(②)を見ながら、もう一方(③)で作業をする。
・チャットやメールを常に表示しておきたい(①)。

モニター3枚使用時、①モバイルモニター、②ノートPC、
③大きめモニター、④ドッキングステーション

結果として3枚のモニターを使っていることになる。

どうにかして減らせないのか

現状維持は衰退の始まりだ。なによりこの問題を打破しなければもっと厚着ができないではないか。そこで私は考えに考え(訳:ネットサーフィンして)、たった一つの冴えた方法に辿り着いた。
そう、それこそが今回の主役「仮想デスクトップ」である。

擬似的拡張モニター

仮想デスクトップっていうのは1つのディスプレイで複数のデスクトップ画面を作成して利用できる機能なんやけど、詳しくは調べたらわかるので調べて欲しい。
要するに擬似的にモニターを増やせるっていうことで理解しといてもらえたらOK。ちょこちょこ見返す分には全然気にならない。何個もデスクトップ画面を増やせるし、何番目にはなにを置くとかを決めておけばとっ散らかることもない。
ちなみに自分は4画面で運用していて、
1画面目:チャットやメール
2画面目:プログラムソフト関係
3画面目:プログラム作成のために見返す資料
4画面目:調べ物用のChrome
みたいな感じ。
チャットやメールは通知が来たら見に行けばいいだけだから、結局常に表示されてなくてもあまり気にならなかった。

でもやっぱり2画面は欲しい!

上にも書いたとおりちょこちょこ見返す分にはいいんだけど、どうしても常に資料を見ながら作業したい場合、私の大きめモニターでは少し大きさが足らないようだ。
1画面に固執して作業性を犠牲にするのは違うので、もう一画面だけ追加するのを許す。
ただし、横ではない。

番号は3枚使用時と同じ

大きめモニターの下に箱か何かを置いて高さをだし、その下にモバイルモニターを設置した。こうすることで視線移動が主となり、意外と横並びのモニターを見るより首の動きが少なくなった気がする。ノートPCは畳んで台のモニター台の下に収納することでデッドスペースを有効活用できる。これにて完璧。

マウスを有効活用

仮想デスクトップを切り替えるならショートカットキーを入力する必要があるんだけど、これがまた3つのキーを押さなくちゃいけないから面倒。なので以前から使っているケンジントンのトラックボールマウスにそのショートカットをカスタマイズした。
・スクロールボタンを右倒し→デスクトップが次の画面に遷移(例:デスクトップ画面を1からデスクトップ画面2へ遷移する)
・スクロールボタンを左倒し→デスクトップが前の画面に遷移
・その他機能ボタン→仮想デスクトップの全てを表示
こんな感じで割り当てている。

まとめ

結果として多少肩こりは改善し、デスクの上もスッキリした。今回の件から私が得るべき教訓は、ものを増やして解決するほうが簡単だが、減らすための工夫を怠ってはいけない。ということなのかもしれない。

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