「宇宙は13:48の眠りにつく」あとがき
<前編|
知らせを受けたのは、6月20日の朝8時くらいだったとおもいます。
朝食を済ませてパソコンに向かう僕の携帯が鳴りました。見るとフェイスブックにメッセージが来たことを知らせるメール。
フェイスブックをブックマークから呼び出すと、そこには
6/19 23:00 2998g 母子ともに健康で女の子です!!!
の文字。
これはいけない。
前日の夜によしださんから予定日が今日であることを知らされていたので、仕事からあがって病院へと急ぐよしださんを知っています。
その奥様、お子さんを思う気持ちと、メッセージとともに送っていただいた生まれたてのお子さんの写真に涙がぼろぼろと溢れてきました。
その後もいままでのお子様の出産の思い出(奥様は過去に大変なご出産を経験されている)をメッセージで知ることとなり、ひとつの命が産まれるということの重さ、尊さを改めて実感することになります。
父の愛と、母の愛。きっとその子にはいつか届くのでしょうが、何百キロも離れている僕にまで、こんなにリアルタイムに共有させていただくことができるなんて…。
ネットに感謝、そしてなによりよしださんご夫婦と、がんばった新しい命に感謝。
この感動は何かのかたちにしなければ、と想い、何も出来ない僕にも、すこしでもお祝いをさせていただければと、この作品に取りかかったのが、21日の朝。
なにもかもをそっちのけで構想から、書き上げるまでノンストップで駈け抜けました。
多少荒い部分もあるかと思いますが、僕の感じた感動をそのときの鮮度のままで、まるっとぶつけたつもりです。
どうかこの文章を読んで頂いてすこしでも何かを感じ取ってくださる方がいましたら、よしださんのページへ飛んで頂いて、曲を聴かれてみてください。
きっともっと感動されること間違いなしです!
そしてこの小説、なんと図々しくも、コメントテロリスト松本いおりさんに解説をお願いしております。
のちに投稿されましたら、僕からもアナウンスさせていただきます。
快諾してくださった松本さん、ありがとうございます!
そしてそんな松本さん、100ノート目記念のいおりんラジオも楽しみなのであります。わくわくですね。
最後に、よしださん、そして奥様、ほんとうにおめでとうございます!
こころよりのお祝い申し上げます!
6月22日 土田じゃこ