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【秒速】一瞬でOCRするショートカットを作る方法
こんにちはTsuchi_yaです。
今回はPCの画面に写っている文字ならなんでもコピーできる便利なショートカットについて書いていきます。
対象読者
macのPC(macOS Monterey以降)を使っている方
オリジナルショートカットを作ってみたい方
作業を効率化したい方
扱う内容
ショートカットアプリで画面を選択して文字をコピーする方法
macのショートカットでOCRできた
— tsuchi_ya (@tsuchi_ya_84) November 13, 2024
YouTubeからカレーのレシピを抽出
メモにコピー pic.twitter.com/cyRtBWjNWq
1.なぜこのショートカットを思いついたか
例えばYouTubeやudemyでプログラミングの勉強をしている場面を想像してください。
「このコード写したいけど長いな」と思う場面はありませんか?
もしくはブログを流し見中に気になる一文をコピーしようとしたら文字が選択できない、なんてこともあります。
何か策はないものかと調べてみるとApp storeにTextSniperというアプリがあり、これがまさに私の悩みを解決する機能を備えている事がわかりました。
画面をキャプチャして文字をクリップボードにコピーする、これこそ私が欲しかった機能です!
ただ、TextSniperは有料です。
この記事の執筆時点でその価格は1,800円です。
軽く飲みに行って1,800円で済んだら安く飲めたなと感じるはずなのに、TextSniperを買うことはできませんでした。
でもTextSniperは欲しい!
じゃあショートカットアプリで作る!
2:ショートカットの作り方
まずは作業の手順を確認してから詳細に移ります。
以下のような流れです。
①ショートカットアプリ起動
②新規作成
③スクリーンショット機能追加
④スクリーンショットした範囲内の文字を抽出する機能追加
⑤抽出した文字をクリップボードに貼り付ける機能追加
⑥ショートカットキーを設定
ショートカットアプリ起動
まずはショートカットアプリを立ち上げてください。
これです。
![](https://assets.st-note.com/img/1731466974-LEWBZrgRvUuCwPfdj1xsn630.png?width=1200)
こんな画面が開いたら準備完了です。
![](https://assets.st-note.com/img/1731467095-FdfhKtCrTqSV60pXPOljmIz9.png?width=1200)
新規作成
メニューバーの「+」を押して新規のショートカットを作成していきましょう。
いよいよメインのアクション設定です。
スクリーンショット機能追加
右側検索窓に「スクリーンショット」と入力すると「スクリーンショットを撮る」というアクションが現れるので、ダブルクリックで選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1731467435-bj8n1m2eqdwPcGYrkS6NpJuV.png?width=1200)
以下のようになったら成功です。
![](https://assets.st-note.com/img/1731467810-MtJfLxWGlRcrqiaNISbZ9mPu.png?width=1200)
ただしこのままではフルスクリーンのスクリーンショットを撮影してしまいます。
今回作成するショートカットに求めているのは、自由に範囲を指定してから文字情報を抽出する機能です。
以下の手順で設定し直しましょう。
①アクションの「表示を増やす」をクリックする
②「フルスクリーン」を「インタラクティブ」に変更する
③選択部分を「カスタム」に変更する
![](https://assets.st-note.com/img/1731476079-5lKoNxY7FO6ACS8fLpVDQGUz.png?width=1200)
スクリーンショット範囲内の文字を抽出する機能追加
検索窓に「抽出」と入力すると「画像からテキストを抽出」というアクションが現れるので、ダブルクリックで選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1731476309-tsDO2o5QZ1maV6kFNprMEPg8.png?width=1200)
以下のようになっていればOKです。
![](https://assets.st-note.com/img/1731476552-AVyKEUjvu0C9LDWM3d1XzQZs.png?width=1200)
抽出した文字をクリップボードに貼り付ける機能追加
そろそろ同じ説明は不要かもしれませんが、今度も検索窓に「クリップボード」と入力して検索すると「クリップボードにコピー」が出てきます。
以下のようになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1731477005-OW2TLZXgMYoDBVJF9piuI13s.png?width=1200)
ショートカットキーを設定
ここから最終仕上げです。
作成したショートカットを実際に起動させるためのショートカットキーを割り当てましょう。
検索窓の上にある詳細ボタンをクリックしたら以下の手順でショートカットキーを設定します。
①「クイックアクションとして使用」を選択
②「サービスメニュー」を選択
③「キーボードショートカットを追加」をクリックして、設定したいキーを入力
![](https://assets.st-note.com/img/1731477768-QkOrdRYotnKlp6Fg4jiLG90B.png?width=1200)
お疲れ様でした
これで全ての作業が完了です。
以下のようになっていればもう文字抽出が実行できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731478235-ulFbaDvqNKBeCnLzXVGJo3Qi.png?width=1200)
最後に、ショートカットアプリアイコン右側の「クリップボードにコピー」のところをクリックして好きな名前をつけて完成です!
いろいろ考えてみましたが、TextSniperというネーミングに勝てる名前は思いつけませんでした。
きっと機能も本家の方が洗練されていると思いますので、興味のある方はぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
おわり
以上で「一瞬でOCRするショートカットを作る方法」の説明を終わります。
今回のショートカットは基本的な機能のみで簡単に作れてしまいましたが、かなり便利な機能で私も使わない日はないくらいです。
これを機に皆さんもいろいろなショートカットを開発してみてください。
そして私に共有してもらえると嬉しいです。
それではありがとうございました。