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不妊治療日記⑭夫が入院して1週間が経った


前回の記事

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こんにちは。

前回の記事では、移植と復職のどちらを優先するかの相談を心療内科の先生にし、結果的にどちらもやってしまえば?と言われたという話を書きました。

先生に言われたことを参考に、もう一度考えました。

最終的には、移植を延期し、復職を優先することにしました。

そうするつもりで過ごしてはいましたが、気持ちのどこかで覚悟が決まっていない状態が続いていました。

そんな中、夫が入院することになりました。

私の話ではないので、あまり詳しく書くことはできませんが、腹痛により緊急搬送、そのまま入院となりました。

最初は検査入院と言われていたのですが、検査の結果しばらく入院することになりました。

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入院してからは、ものすごく不安定な日々が続きました。
ちょっとしたことでものすごくイライラしたり、かと思えば涙が出てきたり…。

夫の生命に関する不安、お金の不安などがあり、精神的に不安定でした。
(夫の命に別状はありませんが…)

お金の不安が押し寄せてくると同時に、
「絶対に復職しなければならない」という気持ちになりました。

復職しなければならないという気持ちと、まだ復職する勇気がないという両方の気持ちがありました。

今思えば、決意や覚悟が固まるまではグラデーションになっていて、この気持ちが固まるまでの間がとても不安定だったのだろうと思います。

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夫の入院後、改めて元々予約していた心療内科に行きました。

カウンセラーさんからは「すごく大変な決断をしたこと、旦那さんの入院などがあり、不安定になるのも仕方ない状況ですね」と言われました。

カウンセラーさんからすればそれが仕事なんだと思いますが、いつも味方になって、親身になって話を聞いてくれる人がいることは本当に心強いです。

ぜひカウンセリングを保険適用にしてほしいものですね。

カウンセラーさんに話を聞いてもらい、ようやく上司へ復職したいという旨の連絡をすることができました。

それ以降は少しずつ、落ち着いて過ごすことができるようになり、今ではかなり安定しています。

そして、この記事を書いている最中に夫の退院が決まりました。11日間の入院でした。

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現在は、ルトラールとプレマリンを服用していること以外は全く妊活に関することをしていません。

基礎体温も測らずに過ごしています。

しばらく妊活から離れて過ごしてみて、そこまで焦る必要はないなと感じました。

結局、私が焦っていたのは妹と自分を比べていたからでした。

妹に先を越されたとか、初孫は私が見せたかったのにとか、そんなことにこだわっていました。

しかし今思うと、妹は高卒で私は大卒ですし、若く産めばいいというわけでもありません。
このように、いろいろと自分を納得させるような考えが出てき始めました。

そして今回復職するにあたり、「子どもができても収入があるから子どもにお金のことで不便かけずに済む」という気持ちが出てきました。

何かと妹に負けたくないという負けず嫌いな一面が私のメンタルを悪い方向に持っていっていましたが、今回の出来事をこのように捉えることができて、少し気持ちが楽になりました。

まだまだ乗り越えなければならない問題はたくさんありますが、少しずつ考え方をポジティブに、そして柔軟にしていけたらいいなと思っています。

しばらくは治療の話は少なくなり、治療を休んでいる間の心境などを書くことになると思いますが、見ていただければ幸いです。

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続く



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