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不妊治療日記⑬心療内科の先生がくれたアドバイス

前回の記事

前回、退職か復職か、どうしたらいいかわからないという話をしました。

本日心療内科を臨時で受診しました。

今回受診するにあたり、電話にて「先生に相談したいことがある」と伝えて予約しました。

いつもパパッと診察を終わらせるタイプの先生で、時間に追われている感を勝手に感じ取ってしまい「簡潔に話さなければ…!」と変に気負ってしまうので、自分の言いたいことをちゃんと伝えられるだろうか…と不安に思っていました。

しかし、先生の診察の前に相談員の方と面談の時間をとってくださり、そこでゆっくりと困っていることを伝えることができました。
そして相談員さんから先生に困っている内容を伝えてもらえる流れになりました。

相談員さんとの話では、
夫と相談し「移植を延期して復職してほしい」と言われ、私としても復職した方が良いという気持ちと復職が怖いという両方の気持ちがあるということを伝えました。
そして、復職するにしても先生からの復職可の診断書がなければ復職はできません。
そのため、診断書をもらえるかということ、もし復職するのであれば、勤務時間などに制限が必要になるかということも含めて先生に相談することになりました。

ーー

いつもはサラリと診察が終わりますが、相談ということですね、といつもより少し長め話ししてくださいました。(それでも結構短いけど笑)

難しい選択ですね…と先生も言っていましたが、最終的に先生から、

「最終的には旦那さんと相談して決めてもらったらいいんですけど、もう移植も復職もどっちもしてしまったらどうですか?しんどかったら欠勤になるかもしれませんが、そうなったら休んだらいいと思います。1回目の移植で妊娠できるかもわからないですしね。」

と言われました。

また、「病状的には復職はできると思いますよ。」
と言われました。

私はてっきり「不妊治療だけに絞ってはどうか」と言われると思っていたので、まさかどちらもやっちゃいましょうと言われるとは思っていませんでした。

ーー

先生にこうもあっさりと言われると、なんだか腑抜けてしまいました。

復職して精神をまた病むのではないか?
ようやくマシになってきたのに、妊婦さんや子連れに怯える生活がまたやってくるのではないか?
職場に大変な迷惑がかかるのに…
という考えがずっとありました。

しかし、先生の話を聞いて、
今の私なら移植と復職の両方進められるくらいの病状やし、もし無理やったら休んだらいいやん。
職場にちょっとくらい迷惑かけてもええやん。
と、少しだけ思えるようになりました。

ーー

流石に移植と復職を同時にしてやろう!と言えるほどのメンタルの強さはまだ持ち合わせていませんが、復職してしばらくしたら移植しようかな、という気持ちになってきました。

正直、私はだれかに背中を押してもらいたかっただけだったのだと思います。

こうして「どっちもやってまえー!」と背中を押してくれて、少し勇気もでました。

私ならできると言い聞かせて、目先の幸せより、その少し先の幸せを得るために頑張りたい、と今は思っています。

夫にもこれから話してみようと思います。

ーー
続く

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