不妊治療日記⑮ 治療を休むと決めたけど

前回の記事

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2025年になりましたね。

昨年末から私がインフルにかかってしまい、年末年始は何もできませんでした。
その後もなんとなく筆（ゆび）が進まず、noteの更新ができませんでした。
趣味で手芸をしていますが、それらも含めて創作意欲には波がありますね。

前回の記事では夫の入退院や、復職のことを書きました。

復職を優先するために、不妊治療をお休みすることにします、という話も書きました。

今回は、不妊治療を休むと決めてからの心境の変化や葛藤、今後の課題について書きたいと思います。

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今後の仕事のこと

先日、復職について上司と話してきました。

正式に、4月から復職することが決まりました。

現在の職場に復職するとなると、職場に妊婦さんがいることや、仕事内容に心理的な負担を伴うものがあり、それをこなせるかという不安を抱いていました。

妊婦さんがいることへの不安については上司に伝えませんでしたが、後者の件については上司に伝えました。

すると、ありがたいことに部署異動を検討してくれることになりました！

非常にありがたい限りです…。

変わったら変わったでしんどいことも山ほどあると思いますが、予想される不安を取り除く方がアンパイかと思ったので異動を検討してもらうことにしました。

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今後の不妊治療のこと

そして一番重要な不妊治療についてですが、夏まで休むことにしました。

それまでにお金を貯めて、ゆっくり好きなことをして夫婦の時間を過ごし、せっかくだし早生まれも避けようかという理由で夏にしました。

これを決断するまでにはかなり葛藤がありました…。
noteで追ってくださっている方は、ご存知かと思います。

結局夫の入院をきっかけに、やっぱりちゃんと働いてお金を貯めないと！という気持ちが強くなり、決意が固まりました。

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心境の変化

休むと決めてから、いろいろと心境に変化がありました。

今までは、「1日でも早く妊婦さんになりたい」と強く思い、ずっと焦っていました。

妹が妊娠する前は、
「妹に先を越されたくない」と思い、
妊娠した後は
「早く妹との差を埋めなければ」
と思っていました。

「若くして子どもを産む方が良い。」
とか
「早く結婚したんだから、その分早く子どもができないと“おかしい”」
と思っていました。

今思えば、認知が激しく歪んでいて非合理な考え方だと思います。

私は「若いママ」になりたかった、ならなければならないみたいな気持ちが心のどこかにありました。

だから結婚も早くしましたし、25歳から不妊治療を始めました。

しかし、周りを見れば、同い年でも結婚をしていない人、結婚していてももう少し夫婦の時間を取りたいと言っている人がたくさんおり、子どもを産んでいる人はだいたい私より年上の方ばかりでした。

親戚はみんな20代前半で子どもを産んでいたのでそれが標準と思い込んで焦っていましたが、落ち着いて考えてみると早く産んだ親戚は皆高卒で私は大卒だったので、そこでラグが生まれるのは必然だと感じました。

少し冷静になってゆっくり過ごすことを決めてからこのように、「私は何に焦っていたのだろう」と思うようになりました。

それからなんとなく軽やかな気持ちになり、これから夏まで、妊娠していないからこそできることをしていこうと思いました。
あれをやろうか…これをやろうか…といろいろと妄想を膨らませていました。

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折り合いがつけられない気持ちもある

しかし、こう思えているのは今だけなのではないか？もしくは波があるのではないかという気持ちも大いにあります。

つまり早く子どもが欲しい気持ちと、今を楽しもうという気持ちが交互に来るのではないかということです。

実際、先日スーパーに買い物に行った時、新生児を抱いたママが赤ちゃんを庇いながらお会計をしているところを見かけました。

新生児ママ特有の我が子を慈しむ表情は本当に見ていて辛いです。

見なければいいと思って頑張って目を逸らすのですが、羨ましいからかどうしてもちらっと見てしまい、慌てて目を逸らしますがもう手遅れでその光景が目に焼き付いてしばらく離れなくなります。

そんな様子を見ると、やはりはやく子どもが欲しいと思ってしまいます。

また、今のように休職をして、ほぼ夫と2人だけという小さなコミュニティで過ごしていると、不妊治療を脇において生活をすることができていますが、不妊治療を休むことを知らない方からは「最近体調はどう？妹さんとは会えた？」と連絡がきたり直接聞かれたりします。

本当に余計なお世話なので黙ってて欲しいですねよね。

それを聞かれると、現実に引き戻されたような感じで少し気分が落ち込んでしまいます。
なかなか家族以外の人にもう聞かないで欲しいと伝えるのは勇気がいるものですが、次言われたらその話は控えて欲しいと伝えようと思っています。

そして今後は実家族との関わりが大きな課題になると思っています。
今はほぼ家族と連絡をとっていないため穏やかに暮らしていますが、何かと私の様子を伺うような連絡が入ります。
その度に心配をかけて申し訳ないという気持ちや、自分がこんなんやから…と責める気持ちがでてきてしまいます。
その辺りの気持ちをカウンセリングをしてもらいながら落ち着かせていこうと思っています。

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少し長くなりましたが、これからも近況報告は投稿していくつもりです。
そして少しずつ「不妊うつになるまで」も更新していく予定です。

本年もどうぞよろしくお願いします！

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続く