不妊治療日記⑥鍼灸に抵抗があった私の鍼灸レポ
前回の記事
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こんにちは。
今回の記事から、記事のタイトルを【現在の治療】から【不妊治療日記】に変えました。
そちらの方が、何の話をしているかわかりやすいかな〜と思ったからです。
今回は初の試み、目次も入れてみました。
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鍼灸への抵抗感
みなさんは鍼灸院に行かれていますか?
正直私は鍼灸に抵抗がありました。
まず鍼が怖いこと、スピリチュアルな要素を感じて心の底からは信用できない、という理由からです。(鍼灸師のみなさん本当にすみません笑)
しかし、SNSを通して不妊治療について発信している鍼灸師さんがたくさんいることを知り、不妊症と鍼灸は深い関わりがあるのだろうと思い、行ってみることにしました。
そして先日2度目の施術をしてもらいました。
前回の記事に、体質改善のために鍼灸に行ったと書きましたが、実はまだ一度しか行けていませんでした。笑
結果としては、本当に行ってよかった!と思っています。
以下、私が体験したことを書いていきます。
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自分に合ったサロンは?
私が通っている鍼灸院(打つのが面倒なので、以下サロンとします)は、女性専用で不妊鍼灸というメニューがあるわけではなく、全身の状態を見てよくない所を施術してくれるサロンです。
一度このサロンとは別の鍼灸院に行ったことがあるのですが、そちらは不妊鍼灸のメニューがあり、その内容も一律で決まっているようでした。(通い続けてたら違ってきていたかもしれませんが)
そのような施術より、私の体に合った施術をしてもらいたいと思ったこと、刺さない鍼を使っていることから、現在通っているサロンに行ってみることにしました。
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「右の卵巣に反応が出ています」
1度目の施術では、
現在不妊治療中であること、多嚢胞性卵巣症候群であること、化学流産以降卵巣機能が低下し、卵子が育ちにくくなってしまったこと、を話しました。
そして私の体を見て、「特に右の卵巣に反応が出ていますね。」と言われました。
確かに、私は排卵痛があるのはいつも右だけでした。
左から排卵しても右が痛くなっていました。
そして化学流産後、とてつもない腹痛に襲われることが二度ありましたが、2回とも右の卵巣がめっっっっっちゃくちゃ痛かったです。
歩くのもやっとで、手足が震えるほどの痛みでした。
他にも、生理が終わって数日経つと右卵巣がジワジワ痛むことも化学流産以降起きていました。
なんでちょっと見ただけでわかるんや…と驚きました。
右の卵巣に少し強めのお灸をたくさんしていただきましたが、なかなか熱を感じず、かなり時間をかけて施術してくださいました。
それ以外にも、「よくくしゃみ出ませんか?」と言われました。
私は鼻炎なのか、年がら年中くしゃみが出ます。
顔の鍼や卵巣のお灸、そのほか全身を見てくださり、セルフケアも丁寧に教えてくださいました。
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「卵巣が別人みたいに良くなっています!」
二度目の施術の際、「卵巣がとても良くなっていますよ。もう別人みたい!」と言われました。
お灸も前回より弱いお灸でしたが、すぐに熱を感じました。
すごく嬉しかったです。
というのも、最近体質改善のために散歩をしていました。
休職中のため、家にいる時間が長くなり、歩数も減っていました。
歩かないとダメよな〜と思っていたところ、ある記事を見つけました。
こちらの記事を読んだこと、ウォーキングは多嚢胞改善にもいいという話を聞いたことがあったので、1時間ほどぷらぷら歩くというのを行っていました。
2日間しかしていませんでしたが、先生からはそれが良かったのではないかと言われました。
今までしてきた努力がようやく認められたようで、本当に嬉しかったです。
そして先生から「前来た時は、本当にもう…どうしようかってくらいの、うん、本当にどうかなって感じの状態だったので…」と言われました。
オブラートに包んで言ってくださっているようでしたが、相当悪かったんやろうな〜と思い、少し笑えてしまいました。
卵巣以外にも、「右の鼠蹊部張りませんか?」と聞かれました。
私は骨盤が歪んでいるので、いつもよりほんの少し歩幅を大きくするだけで右の鼠蹊部がぴんと張るような感じがありました。
まさかそこまで言い当てられるとは…。
背中の施術をしていただいた際は、とてもくすぐったくて体が勝手に動いてしまいました。
それを見て「ここが弱いからくすぐったいんですよ」と言われ、はりをトントンとするだけでくすぐったくなくなりました。
くすぐったいポイントなんか体質やから仕方ないやろ〜と思っていたので驚きました。
他にもここ数日なぞの吐き気があったのですが、「胃腸が疲れている」と言い当てられてしまいました。驚きの連続です。
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「〇〇しなければならない」というストレス
毎日骨盤調整のストレッチをしていること、散歩を始めたこと、他にも体質改善のために頑張っていることはたくさんありますが、それらが認められたようですごく嬉しかったです。
不妊である自分を責めて、
「妊活のために〇〇せなあかん…」
「〇〇せんかったら妊娠できひんくなるかもしれへん…」
とやらなければならないという気持ちが強くありました。
「やらないと〜と思ってやるのはしんどいから、気が向いた時にしたらいいですよ」とその鍼灸師さんは言ってくださいました。
体だけでなく、気持ちまで軽くなりました。
次は今回の人工授精がダメだったら行く予定にしています。
お散歩を続けて、いろいろと良い方向に動き出してくれたらいいなと思っています。
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続き
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参考:私がしている骨盤調整ストレッチ
気分でやりたい方を選んで行っています。
ご参考までにご覧ください。