2024夏のユニバーサルビーチの終わりと出張みらいチケットについて
【2024年 夏の終わりに】
2024年の須磨海岸での活動が無事に最終日を迎えました。今年も事故なく、安全に皆さんが楽しめたことを嬉しく思います
たくさんのボランティアメンバーに支えられ、全国各地で想いをともに広げていこうという仲間がいて、チャレンジしてくれる参加者さんがいる。
さまざまな場所でのユニバーサルビーチメンバーの心遣いを耳にし、多くの人々の心に触れることができたことに感謝しています。
少しずつですが年々ボランティアメンバーも参加者さんも増えていっていることも非常に嬉しいです。
夏の間に大手企業さんの方々と一緒にダイバーシティの研修を受けたのですが、特に、ダイバーシティ研修を受けた方々には、ぜひ一度、須磨ユニバーサルビーチに足を運んでいただきたいです。
ユニバーサルビーチに来る人は参加者もボランティアメンバーも企業さんもみんなが楽しみにくる。
多様な背景を持つ人々が一つの目的に集まり、共に過ごすことで生まれる交流や理解は、まさに私たちが目指す共生社会の実現に向けた一歩です。
みんなのできないをできた!に変える。秋以降もイベントがありますので、みなさんご都合があえばご参加ください。
秋以降に向けて、新たな支援モデル『出張みらいチケット』を発表しました。
この取り組みは、障がいを持つ子どもたちが修学旅行や学校行事に参加できるよう、企業からの協賛を活用してサポートを提供します。
障がいを持つ子どもたちは、修学旅行において、海あそびなど通常のプログラムに参加できないことが多く、特別なサポートが必要になります。しかし、現在の学校や教育委員会の体制では、これらのサポートを十分に提供するのが難しいケースが多く、保護者が自費で同行するか、諦めざるを得ない状況が生じています。
このような現状に直面した保護者たちは、修学旅行という特別な機会に、子どもが仲間と一緒に過ごせない現実に直面しています。
企業からの寄付金を「出張みらいチケット」として集め、学校行事に参加する当事者の方をサポートする資金として須磨UBPが責任をもって活用します。支援した企業には、出張企画への「ネーミングライツ」などベネフィットを提供します。
いただいた協賛金は、須磨UBPがサポートする学校行事などの出張企画以外には使用しません。
この仕組みは、子ども食堂などで活用されているみらいチケットにヒントを得て企画しました。支援を、無理のない範囲で子どもや障がい当事者の未来のために活用します。
『出張みらいチケット』の目的は、企業からの協賛を集めるためではなく、この取り組みがキッカケとなり、持続可能な支援モデルができることです。
本来は学校行事に対して、学校からサポート費用が支払われるべきです。ただ、現状は、現場の先生や当事者が必死に悩んだ結果、問合せをいただくケースが多いです。
近い将来、例えば、教育委員会や行政からの支援が予算化されるなど、持続可能な支援モデルの構築を期待します。
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