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私がWikiおじさんになったワケ

みなさま、こんにちわ。
キャリバーWikiおじさんこと、依音(いおん)です。

正直なところ、こういう内容をTwitterとかで語ると「あーはいはい。また意識高い系を気取ったお気持ち表明ですね。乙(w」みたいな感じになるので、誰にも語ることないだろうと考えていました。
しかし、先日某プレイヤーとボイスチャットしながらWikiを編集していたら、この話題になり、「その目線で考えたことは無かった」という感想をいただいたので、その勢いで語ってしまおうという流れです。

あ、やっぱり「意識高い系を気取ったお気持ち表明」でしたわ!(^q^)

ソウルキャリバー6のランクマッチが死んでるワケ

対戦格闘ゲームにおけるランクマッチは、本来実力が近い相手をマッチングさせて対戦してもらうためのシステムです。まぁ、勝手な思い込みかもしれませんが、異を唱える人は少ないと思います。

ただ、ソウルキャリバー6のランクマッチの一番の問題点は「レベル差の大きい人とマッチングしやすい」という点です。
見ての通り、そもそものランクマッチの目的と相反することが起きてるわけです。ランクマッチから足が遠のくのも納得です。

この問題の原因はいろいろ考えられますが、一つは「マッチングの根幹システムが微妙」という点です。
どうやら「互いの検索条件が一致しないとマッチングしない」仕様で、たとえば検索条件の通信相性設定を「アンテナ5本」「アンテナ4本以上」と違うものにしていると、相性良好な相手であってもマッチングしません。
まず検索条件でプレイヤーが完全に分断されてしまうので、これだけでマッチング率は大幅に下がります。

さらに追い打ちをかけたのが、「ユーザー要望によって、ランクマッチの連戦の仕様を変更した」ことです。
もともと、マッチングした相手との連戦は『最大3戦(2本先取)まで』だったのですが、ユーザの要望によって『無制限』になりました。
これによって、既にマッチングした人は対戦し続けて、後から来た人はランクマッチ自体に人がいるはずなのに全然マッチングしない、ということが起きます。
もし続編やシーズン3が出るなら、個人的には元の仕様は戻すべきだと思うんですが、いかがでしょう。

そして、最も根底的な問題が「ソウルキャリバープレイヤーが少ない」ことです。
システムで分断されようが、他で延々と対戦していようが、プレイヤー人数が多ければ実は気にならない仕様です。適切な対戦相手が見つかりさえすれば良いわけですからね。
ただ、ソウルキャリバーは御存知の通り「マイナー格ゲー」ですから、この問題を支えきれません。
そうすると、前述の問題が浮き彫りになり、ランクマ参加者が減り、さらに問題が浮き彫りになるという負のスパイラルが発生するわけです。

ランクマッチシステムの改善が期待できないワケ

開発に「今のゲーム仕様はクソだから改善しろ!」と訴えるのは正しい行いなんですが、ゲームの根幹部分に関係してくるので、安易に変更を加えられないと思われます。
恐らくですが、格闘ゲーム用のフレームワーク(枠組)が準備されていて、それをベースに作っているので、イジるにイジれない部分なのではないかなぁ、と推測しています。
大人数が関係する根幹部分を作り変えることが難しいことは、社会人であれば一度は経験があるのではないでしょうか。
まぁ、お金と権限があれば解決できるかもしれませんが、、、

なので、システム改善は即座には期待できません。下手したら、続編が出るまで無理でしょう。
となると、改善する手立てがあるとすれば、「ソウルキャリバープレイヤーが少ない」問題しかないのです。

ソウルキャリバー6 攻略Wikiが重要なワケ

ソウルキャリバーを盛り上げようと、様々な人がいろいろな取組みを行ってきました。
具体的にはこんなことが行われていました。
 ①ゲーム内の『戦術指南』やチュートリアルで対戦部分を解説
 ②公式(開発チーム)による解説動画
 ③定期的な公式対戦会やユーザー大会/対戦会
 ④discordによるプレイヤー交流場所の提供
 ⑤ユーザーによる初級者対戦会
 ⑥Twitterでの各プレイヤーの攻略情報
これだけやっても、まだ痒いところに手が届かないのです。

問題点1) そもそも上記の取り組みをやっていることを知らない

そう、だれも、知らないのである!!!(ドヤァ

特に、①のゲーム内のチュートリアルや戦術指南の存在を全く気づいていない人が案外多いです。
これらは、最近のソシャゲの影響も大きいのだと思われますが、ゲームを勧めていく上で親切丁寧に解説されるのが当たり前と化しているのか、「何も説明がない」「どうすればよいのか分からない」と感じる人が多いようです。

加えて、対戦会やdiscordの存在も認知されづらいのが実状です。
それぞれの存在は、主にTwitterなどで拡散されたりしていましたが、情報発信者に辿り着かない限り、情報を得ることができません。
さらに、TwitterやYoutubeなどは全体の情報量が多く、古い情報はどんどんと莫大な情報の海へ流され埋もれていってしまいます。

問題点2) Web検索してもヒットしない

ゲームを始めたばかりの人が攻略に困ったらどうするか?
そう、Web検索で攻略情報を探します。
ですが、攻略情報はどこにあるのかというと、discordやTwitterに積み上がっているのですが、discordはクローズな環境なので検索対象外ですし、Twitterは一つ一つの情報量が少ない上に不必要な情報もヒットするので、かなり億劫です。

実際、ソウルキャリバーをプレイ方々に聞きたいのですが、コンボなどの情報をどこから入手しましたか?それは、他の人に紹介できますか?
おそらく、その情報のほとんどは、もう他の人の目には届かない場所にありませんか?

問題点3) 面倒くさいことは誰もやらない

今のご時世、「自分が良ければ全て良い」人が増えてきました。
そんなことはない!という人もいらっしゃると思いますが、これが現実です。

「discordの情報はオープンな場所に展開しても良い」としていたはずなのに、オープンな場所に情報が出ていかなかった理由も至極明快です。「面倒くさかったから誰もやらなかった」からです。
自分が必要な情報は、自分が知ることができればそこでゴールなので、それ以上をやる人はごく僅かです。その結果、そのゴールにたどり着けない人は自然淘汰されていくわけです。

まず、「認知してもらうための情報集積場所」を作る

そんな色々な問題点を解決することができるのが、Wikiというワケです。
これからソウルキャリバーを始めようとする奇特な人に、「ここに辿り着けさえすれば、何かしらの情報を得られるよ」という場所を提供することです。

ゲームシステムが分からなければ解説し、
discordを知らなければ紹介し、
攻略ブログがあればそこへ促し、
イベントがあれば見えるようにし、
対戦を求めている人がいれば斡旋する。

そして、そんな場所を「ソウルキャリバー6」というキーワード検索で辿り着くことができるわけです。

これからソウルキャリバーを始める人のためのWiki

キャラクタークリエイションは、ソウルキャリバーの大きな要素で、Vtuberなど自分のアバターを作るという文化と合わせて、Youtube界隈で静かに盛り上がりつつあります。
そこに加えて、セールなどで安値で買えることも加わって、今からソウルキャリバーを触り始めるという人も居ます。

そんな人達が、「ソウルキャリバーってよく分からない。どんなゲームなんだろう?」となったときに、
「ソウルキャリバーWikiがあるよ!情報はシーズン1で止まってるけどね(テヘペロ☆)」とか「最新攻略情報?そんなもの誰も知らないよ」などと紹介するのはチョット嫌だなぁ、、、と思い、私はWikiおじさんへと変貌してしまいました。

もし、「ソウルキャリバーは面白いゲームなんだ!みんなやろうよ!」と本気で思っているのであれば、買ってくれた人へ「このゲームはこう楽しむんだ!」と説明できるか考えてみてください。
自分が全て説明できなくても、自分の持っている情報や知識を色んな人が持ち寄ってまとめれば、それなりのものが出来上がると思いませんか?

貴方ができることが0.1しかなくても、貴方が何もしなければ「ゼロ」のままなんです。

最後に

XXX「わたし、Wikiの書き方がよくわからないんだよねー」
 →WikiのFAQをみてください

XXX「わたし、正しいプレイをしてないから書けないわー」
 →正しいプレイってなんですか?教えて下さい

XXX「わたし、なんとなくでやってるから書けないわー」
 →「なんとなくこうしたら勝てる」ってことを書けばいいじゃないですか

それ、結局「面倒くさいからやらない理由を探してる」んですよね。
おじさん知ってるよ。

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