産後うつが辛い!症状や治し方は?私たち夫婦が克服した体験談ブログ
こんにちは、ツブです。
note2記事目は、noteをやってみよう、わたしもネットで情報発信してみようと決意したきっかけになった、「産後うつ」について書いていきます。
わたしは2年半前に出産して、その後産後うつになりました。
その時に経験した症状や、克服するまでの治し方などをまとめています。
あくまでわたしの場合の経験談なので、誰にでも当てはまるわけではないはずですが、何か少しでも参考になれば嬉しいです。
今まさに産後うつで悩んでいるという人はもちろん、そのご家族、特に旦那様に見てもらえたらなあって思ったりです。
はじめに
2年半前、出産後間もなくわたしは産後うつになりました。
出産してすぐに睡眠不足、というよりほとんど寝られない毎日が続き、1週間くらいした頃には、生きる気力をなくしていました。
ある日。
実家は一定の高さのあるマンションですが、
「○○○(子供の名前)と一緒に落ちたら楽になるだろうな」
本当にそう思いました。
旦那さんが実家に来たとき、ポロッとそのことを話した瞬間、旦那さんの様子がおかしくなり、泣き出し、抱きしめながら、言葉にならない何かを言い、しばらく2人でそのままでした。
あとで旦那さんに聞いたところ、
このままではわたしの体がまずいとわかってはいたけど、本当にそこまでの状態なんだ。自分の妻が。
ということを実感して心から驚き、焦り、そして自分(旦那さん)がいるから、自分がなんとかするから大丈夫だ、的なことを伝えてくれたようです。
すべてではないですが、その時の気持ちはわたしにも伝わりましたし、ほんの少しですがわたしも目が覚めました。
ほんの少しです。
ちょっとわかったくらいではどうにもならないですし、わかっても心と体はついてきません。
でもその日から、わたしたち夫婦が産後うつについて真正面から向き合ったような気がします。
それから旦那さんがアレコレ調べて助けてくれて、実母の協力もあり、少しずつ回復して行きました。
そして出産して8ヶ月後には仕事に復帰するまでに元気になりました。
その間、わたしはネット(主にインスタとブログ)で同じように産後うつで苦しむ人がいることを知り、参考にしたり、励まされたりしました。
もちろん暗くなるような内容もありました。それでも皆さんの言葉に支えられた気がしました。
産後うつはとにかく孤独を感じます。
今まさに、強い孤独を感じている人もいるはずです。
だからこそ、同じような境遇にある人の存在が支えになった気がします。
わたし自身の経験も、1人でもいいので何かの役に立つかもしれないなあ、それがnoteをはじめたきっかけです。
前半に産後うつになってからの症状や経過を、後半に具体的に治るまで何をやったのかをまとめています。
長いので、、、
休みながらでも読んでもらえれば。
4日かかる難産でした
わたしは都内にある大病院での出産で、無痛分娩を希望しました。
予定日を1週間過ぎても動きがなく、陣痛促進剤を導入しながら出産することとなり、入院します。
入院後、無痛の麻酔や促進剤を打ちますが、なかなか強い陣痛がこないままその日は終わりました。夜は促進剤も止め、ゆっくりと休むことになりました。
と、メインは産後うつなのでさらっと書きますが、、、
強くないとはいえ、本人的には陣痛は十分痛く、、、それが長時間なので疲労困憊でした。
旦那さんは泊まりの準備もしてくれていたので、病院に一緒に泊まってくれました。
夜も特に変化はなく、翌朝を迎えます。
2日目、簡単な問診が済み、前日と同じように促進剤が打たれました。
陣痛はきますが、決定的なものではなく、、、2日目もそのまま終わります。
無痛の麻酔を打った時点から食事をしていないので、この時すでに体力はかなり減っていたんだと思います。栄養は点滴のみです。
誰にもわかりませんが、このあたりでわたしの体は限界だったのかもしれません。
なんと3日目も動きなしで、産まれたのは4日目でした。
医師はこの日産まれなかったら帝王切開をするということをポロっと口にしたことを記憶しています。
無痛分娩を希望していましたが、出産時の麻酔が効かず、麻酔医も別の手術で手を離れられないとかで、何も処置してくれませんでした。
わたしは丸3日以上食事もとらず、痛みながらも一定の姿勢のまま過ごし、しかも無痛分娩ではない状態で、残った力を振り絞って出産したことになります。
正直出産のときのことは必死だったので覚えていません。
これはわたしだけではなく、出産はみんなそうですよね。きっと。ただただ必死でした。
4日間付き合ってくれた旦那さん、母には本当に感謝です。
旦那さんにとっては、文字通り待ちに待った赤ちゃんでした。感動してましたねー^ ^
産後直後はまったく歩けない状態
産後直後に異変がわかりました。
あまりに長時間に渡る出産によって、心も体もボロボロになっていたんだと思います。
食事もままならず、足は動かせず、ぐっすり眠ることもできない状態でした。
足が動かない症状から、麻酔を打った場所が悪かったのではないか、神経が傷ついたのでないか、骨盤に異常があるのではないか、、、様々な検査を受けました。
母と旦那さんの病院への怒りはすごかったです。
もちろんわたしも不信感しかありませんでしたが、そう深く考える余裕がなかったんだと思います。
幸い、大きな異常は見つかりませんでした。
そうはいっても体力が戻り、スムーズに歩けるようになったわけでは決してありません。
睡眠障害と高血圧
本当に長く感じた入院も終わって退院です。
しばらく実家でお世話になることになってします。
嫌な思い出が多い病院を退院できるので、少しほっとしたのを覚えています。
あきらかな異常を示したのは、高血圧と睡眠障害です。
もともと低血圧でしたが、ありえない数値の血圧になる、いくら寝ようとしても熟睡できないという状態が続きました。
赤ちゃんの夜泣きや授乳が原因なわけではありません。もちろん隣の部屋に赤ちゃんはいましたし、泣き声も聞こえましたけど、基本的には母がいつも一緒にいてくれたので、育児という面ではだいぶ助けてもらっていました。
育児で寝れないわけではなく、そういう体、寝れない体になっていました。
旦那さんに、「産後うつ」かもしれないことを伝えました。詳しくは知りませんでしたが、聞いたことはもちろんありましたので、もしかしたら自分もそうなのかもと思いました。
旦那さんは色々調べてくれて、まずは母乳を止めることをすすめてくれました。ミルクにすれば家族が育児に協力しやすくなるからです。
育児もありますが、母乳をあげること自体が嫌だったので、母乳をあげなくても良いのは少し救われました。
母乳がなくなり、夜は完全に眠れるはずの状態になっても、眠れませんでした。
とにかく孤独でした。
そして日増しに自分が弱っていくことを感じ、前はできたことができない、そのことが嫌でたまりませんでした。
歩けない、食べられない、話せない、笑えない、、、どんどん自分ができないことが増えていきます。
旦那さんはとにかく1番大事なのは睡眠だと言って、精神科に連れて行ってくれて、睡眠薬をもらいました。
赤ちゃんが怖い!可愛くない!
わたしは睡眠薬を使って、ようやく眠ることができるようになりました。
できるだけたくさん寝るように旦那さんにも言われ、とにかく1日中寝ていました。
次に感じたのは、赤ちゃんが怖いということでした。家族の誰かと一緒にいる時はそうでもないのですが、赤ちゃんと2人になった時に恐怖を感じるのです。
ある日、わたしは旦那さんに泣きながらこんなことを言いました。
「赤ちゃんが可愛くない、可愛いと感じない」
わたしは赤ちゃんに愛情を感じませんでした。可愛いと思えず、ただただ赤ちゃんが怖いのです。
可愛いはずの我が子が可愛いと思えない、そのことを旦那さんに話すと、旦那さんは優しくうなずいて、
産後うつにはよくある症状ということと、そう思うのはわたしだけではないと言ってくれました。わたしの心の問題ではなく、病気だからそうなんだと。
そして、赤ちゃんはわたしが面倒を見なくても生きていける、周囲が助けられることを伝え、とにかく自分の体だけを大事にするように言ってくれました。
人が怖い、ひとりが怖い
2〜3ヶ月経つ頃になると、疲れ果てていた体力も少しずつ回復してきて、自分が元気になってきたことを感じられるようになりました。
もちろん睡眠薬を飲みながらですが、長時間の睡眠を続けました。
その間育児をしてくれた母には本当に感謝です。
この時の目立った症状としては、他人が怖い、特に知っている人が怖いということ、あとは一人でいることが怖いということでした。
赤ちゃんが生まれたてというのは友人、親戚、職場など、多くの人から声をかけられる機会が多いです。どうしても連絡が来ることが多いので、そのやり取りなどにわたしは疲れていました。
そんな時も、旦那さんはこんなこと言ってくれました。
「仕事や人間関係なんて小さいこと。自分の体の方がずっと大事だから、嫌なことや苦痛に感じることはしなくてもいい。元気になってから、体調が悪くてと言えばいいんだから、無理して今連絡取らなくてもいい」
でも一方で、孤独感を感じること、完全に社会から離れることは良くないとも旦那さんは言ってました。
マンションの人など気軽に話せる人や、産後うつであることを本音で話せる友人とは話した方が良いと言われ、多少でも社会との関係を保つようにしました。
ついに自宅に戻る
出産から約4ヶ月経った時です。
わたしは自宅に戻りました。
こう書いてみると、たった4ヶ月だったことに驚きます。途方もなく長い期間であったように感じます。
まだ不慣れな点、完全回復ではなかったですが、徐々に通常が戻ってきました。
日中たまに母にも足を運んでもらいながら、徐々に赤ちゃんと2人でいる時間も大丈夫になってきました。
時折ドキドキして怖くなることはありましたが、冷静になれるように意識しました。
深呼吸すること、ドキドキしたら旦那さんにすぐ連絡することなどを繰り返し、少しずつ少しずつ慣れるようになってきました。
そしてついに、わたしは赤ちゃんとふたりで電車に乗れるようになりました。
この時は嬉しかったです。やっと普通のことができるようになった感覚がありました。
電車に乗ること、この当たり前のことができるようになることが目標になっていたような気がします。
実家の近くに引っ越し
家族だけで暮らせるようになったとは言っても、やはり不安もあり、実家の近くに引っ越すことにしました。
バタバタではありましたが、わたしの実家の隣駅に引っ越し、いつでも行き来できるようにしました。
産後うつは、不完全なままですと再度発症することもあるということも書かれていました。わたしも再発はしたくなかったですし、旦那さんも引っ越しに賛同してくれました。
自宅に戻ってから4ヶ月、出産して8ヶ月した頃、仕事にも復職しました。
正直、ずっと子供と2人でいるよりも、仕事に戻った方が元気でいられるように感じたのです。
それからも子供と2人いる時間が長かったり、焦る状況になると動悸をすることがありましたので、完全に治るには長い時間がかかります。
わたしたち夫婦が産後うつを克服するにあたり、意識したことや気を付けたことが実はたくさんあります。
旦那さんが色々調べてくれました。わたしは旦那さんを信頼して出来るだけそのとおりやろうと思って実践しました。
◯一人で抱え込まない、家族や味方と克服する
第一番目はこれです。正直、産後うつはママ一人だけで乗り切るのは大変です。わたしも一人ならどうなっていたことかと感じます。
もし、これをパパが読んでいるなら、パパは本当に肝に銘じた方が良いです。産後うつは簡単ではありません。
産まれたばかりの赤ちゃんは絶対に一人では生きていけません。ママが育児できれば良いのですが、できないようであれば誰かに助けを求めた方が良いです。
誰かと言っても、現実的にはパパ、それかどちらかの両親に手伝ってもらうしかないのではないでしょうか。兄弟や仲の良い親戚などもあり得るかもしれません。
旦那さんは入院も検討してくれました。お金がかかるかもしれませんが、場合によっては検討した方が良いかもしれません。
例えば、ママが気を使わなければならない状況です。
パパからすると変に感じるかもしれませんが、実の母であってもママは気を使ってしまいます。
なぜですかね。
結婚して一度家を出たからでしょうか。ちょっとその理由はわかりませんが、意外と実家でも気を使うものです。
それが義理のお母さんとなるともっと気を使うはずです。そうなると、回復も遅くなってしまう可能性があります。
もちろん入院がいいと言っているわけではありません。
入院するデメリットもあるはずです。
お金の問題もありますし、赤ちゃんから距離的にも離れてしまうことは良いとは言い切れません。
大事なのは、家族でよく話し合うことです。ママは一人で抱え込まず、本音で家族に話してみてください。
パパはしっかりママの声に耳を傾けてください。ママにとっての1番の味方はパパです。本来、唯一の味方のはずなのに、パパの認識が違うとママはさらに孤独を感じてしまいます。
また、このように思うパパも多いかもしれません。
俺だって大変なんだ!仕事だってあるし、育児も大変だし、少しは一人の時間も欲しいよ。
→きっとそうですよね。仕事も育児も大変ですよね。パパにしかできない仕事です。きっとママもパパに感謝しているはずです。その気持ちは察してくれているはずです。
しかし、しかし何度も言うかもしれませんが、ママと赤ちゃんの命には代えられません。ママと赤ちゃんに勝る仕事はありませんし、それ以上に優先することはないですよね。
命というと大げさと思う方もいるかもしれません。
産後うつによって不仲になり、もう戻れない関係になることだってあります。
産後うつが改善されず、うつ状態が何年も続くことだってあります。
パパだって余裕がなくて目の前のことでいっぱいなのもわかります。必死に頑張っているのもわかります。
ただ、ただパパや周囲がほんの少しだけ余裕を持ってママと接するだけで、ママはきっと救われます。
ママは本当に絶望的な孤独感を感じています。
支えられるのはパパしかいません、家族しかいません。
どうか、今は、ママの体を最優先にしてあげてください。
◯とにかく睡眠をとること
ママの体は出産によって疲れ果てています。それはパパはもちろん、ママ本人にすら自覚がないほどです。
出産というのは大仕事であるということです。
体力だけではありません。心も疲れ果てています。
産後うつで何より重要なのは睡眠です。
それは精神科の先生も言っていたことですし、わたし自身実際に体験して感じます。
睡眠障害、不眠の症状があるのであれば、とにかく寝ることに注力することです。
うちは睡眠薬はもちろん、旦那さんがしっかり睡眠がとれるようにと、部屋の片づけをして、カーテンを遮光にして日中も寝れるようにしてくれました。
また、わたしの場合は骨盤や足などの下半身が正常ではありませんでした。腰や足への負担を減らすために寝具も変えました。
産後うつで睡眠障害があるようであれば、カーテンや寝具などの睡眠の環境を整えるのも1つです。
特に腰痛がひどい人が多いと思うので、柔らかい布団だと腰への負担が強いですよね。
母乳を続けている、オムツの交換などのたびに起き上がるがつらい人は検討してもいいかもしれません。
もちろん、今の布団やマットレスが自分に合うものであれば変える必要はないと思いますが。
わたしの場合はマットレスを変えて、よく熟睡できるようになったので良かったです。
周囲からするとどれだけ寝るんだと思うかもしれません。しかし出産はそれだけの負担がかかっていたということ、疲労がたまっていたということですので、眠れるだけ寝た方が良いです。とにかくたくさん寝ることで、少しずつでも回復してきます。
◯甘える、弱音を吐く
産後うつは誰にでもなります。中でも、真面目な性格、責任感が強く、周囲に迷惑をかけないように気にするタイプは特に産後うつになりやすい、らしいです。
わたしは真面目で責任感が強かったのか?^^;
というジョーダンは置いておいて。。。
自分の体の不調や変化に追い付けない、育児に対する責任感、周りに迷惑をかけてしまう自己嫌悪などを感じているケースが多いようです。
頑張ろうとすればするほど産後うつの症状は良くなりません。
今大切なことは、責任感を感じることでも完璧にしようとすることでもありません。ママの体を治すことです。
そのためには、思い切って甘えることが本当に大事です。
辛ければ弱音をたくさん吐くことが大事です。
産後うつは感情表現が乏しくなっているケースが多いようです。
それは悩みや辛さなどを一人で抱え込んでしまう、だから孤独感が強くなるということです。
感情を表に出すことで少しずつ改善していきますので、「何より優先するのは自分の体であること」を忘れないようにしましょう。
◯産後うつが改善するまでに続けたこと
これまでは産後うつと向き合うために大事なポイントをお伝えさせていただきました。ここからは具体的に何をやったのかを、もっと細かく書いていきます。
わたしたちは、これからご紹介することを毎日繰り返しました。
どんなことか?
旦那さんが産後うつに良いと見たりしたことを、取り組みやすいようにしてくれた内容です。
例えば食事などです。
産後うつが起こってしまう原因の1つに、ホルモンバランスの崩れ、女性ホルモンの減少などがあります。それは赤ちゃんを産み、かつ母乳などのように自分の体に大きな変化が起こるためです。改善のためには、しっかり食事をとることが欠かせません。
食事以外もあります。
これから書く20個を、わたしと旦那さんのLINEのノートに貼って、毎日確認し合うなどして継続しました。母にも協力してもらいました。
わたしは仕事が好きな方ですので、旦那さんから「タスクは終わった?」など、仕事に結び付いた会話をしたりして、取り組みやすいようにしてくれました。
①朝起きたらすぐカーテンを開けて日光を浴びる
できれば窓も開けて5回深呼吸する。
→どちらも自律神経を整えるのに有効なことだそうです。簡単なことですが、毎日続ける効果は大きいです。
②無理にでも良いので笑う。声が出せなくても口角を上げてサイレントでよし
→笑うことが健康に良いことはご存じでしょうか。セロトニンの分泌にもつながりますので、無理にでも笑った方が良いです。笑うというよりも、口角をあげるだけでも違うようです。
③赤ちゃんの顔を見て「おはよう」を言う
→赤ちゃんや育児に対して恐怖を感じていますので、育児をするというと難しいですが、おはようを言うだけなら簡単です。ちょっとしたことですが、意識して顔を見て声をかけるだけで変わってくるのではないか、旦那さんが考えてくれました。
④朝ごはんに、卵、豆乳、ヨーグルト、バナナ、きな粉を食べる
→どれもホルモンバランスを整えること、栄養面を考えても有効な食べ物です。バナナときな粉はヨーグルトに入れて食べました。
⑤葉酸とDHAを飲む
→妊娠中に葉酸を飲むことは先生から指導されるのが一般的ですが、産後も葉酸は欠かせません。また、DHAはセロトニンの分泌を促し、ホルモンバランスを整えるのに有効です。
DHAは水銀の心配があるかもしれませんが、水銀なしのDHAのサプリを飲んでいました。もちろん旦那さんが買ってきてくれました。
⑥ホットタオルを首にあてる
→首まわりは神経を和らげることに効果的ですので、疲労改善に良いです。また、産後うつの時は、そもそも気持ちが良いと感じる感覚も大事です。心地良さやリラックスすることが改善にプラスです。
⑦ホットタオルのあと、首回し、肩回し、腕後ろに組んだり前に伸ばしたりして天使の羽のとこを動かす。
可能であればストレッチや軽く体操できればいいけど無理しなくてよし
→可能な範囲で体を動かしていくことは大事です。
⑧午前中に散歩する。雨であればマンション内を少し歩くだけでもよし
→ストレッチなどと同様に、少しでも散歩するのは有効です。特に天気が良い場合は日光を浴びることができるので良いですよね。
⑨お昼でも夜でもいいけど、ヒジキと海藻(ワカメでもよし)入りのサラダを食べる
→体を整えるのに海藻も有効です。鉄分も必要なので海藻は最適です。
⑩納豆を食べる
→大豆はタンパク質を始め栄養成分が豊富ですので、色々な面にプラスに働きますので欠かせません。
⑪おやつでアーモンド
→アーモンドも産後うつの改善に良い食べ物です。ちょっとでも良いので食べるのが良いです
⑫夕方、夜でもいいけどもう一回散歩する。軽くでよし。空を見る
→軽くで良いのでまた少し体を動かす。空を見ると気持ちが清々しくなるのでおすすめです。
⑬お風呂にゆっくり入る
→やはりお風呂にじっくり入って体を温めることが大事です。
⑭内容や時間は関係なく家族以外に誰かと話す。(区の相談センター、病院、近所の人、マンションの管理の人などでもよし)
→無理することはないのですが、社会と関わっている感覚はプラスです。と、旦那さんが教えてくれました。
⑮寝る前にもう一回笑う
⑯寝る前に深呼吸する
⑰赤ちゃんの顔みて「おやすみ、また明日ね」って言う
⑱とにかくちょっとでも時間があれば横になって寝ること
⑲できるだけごはんはモリモリ食べる
⑳きついと思ったら、マイナスなことが思い浮かんだらLINEする(旦那さんに)
→とにかく感情や思ったことを表に出した方が良いです。
以上、20個を繰り返すことによって産後うつは改善されていきました。
最後に
もちろん、すべてを必ずやらなければならないというわけではありません。出来る範囲でやり続けました。
何より、体に良いことをやっている、ちょっとでも良いので改善に近づいていると感じながら生活するのが大事であると考えました。(旦那さんが考えてくれました)
何をやればいいのかわからないというのは焦ってしまいます。
とにかく産後うつの改善に少しでも良いものを、ちょっとずつでも行動して、一歩でも進んでいるという感覚は大切かもしれません。
それでも当然簡単には治りません。
「治るか治らないかではなくて、やれることを積み上げよう」ということを、本当に毎日のように言い続けてくれました。
「やれることをやっているんだから、あとは心配しなくても大丈夫!」
と励ましてくれて、旦那さんがまとめてくれたこの20個をやり続けました
わたしが産後うつになって思うことは、簡単ではないということです。
ただ、きっといつかは良くなっていきます。
今産後うつに苦しんでいるなら、この状況がこの先ずっと続くと思ってしまいます。わたしもそうでした。それが絶望に感じました。
でもおそらく自分では気づけないほど少しずつなのかもしれませんが、確実にちょっとずつ良くなっていきます。
産後うつを乗り越えたおかげかもしれませんが、今は普通に家族で一緒にいられるだけですごく幸せに感じます。
最後に、当時色々検索している中で見つけた言葉をご紹介します。申し訳ございませんが、どなたの言葉なのかはメモしていませんでした。
当時わたしの、そしてわたしたち夫婦の支えになった言葉の1つです。
うつ病は一生懸命悩んだり、子育てしているお母さんの勲章です。
うつ病になるくらい一生懸命頑張りました。本当に偉かったです。
でも、もうこれ以上頑張らないで
子供のためにも少し休みましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。ツブより