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人材営業マンが教える就業先の決まりやすい人の特徴3選
こんにちは!個人投資家で不動産仲介の副業をやっております、つぶ貝です!
今回は本業でやっている派遣営業に関するお話をさせていただきます!
派遣で働かれている方はもちろん、これから転職される方にも有意義な内容となっておりますので、ぜひ最後まで読んでください!
就業先が決まりやすい人の特徴3選
結論から申し上げます。
就業先が決まりやすい人の特徴は以下の通りです。
■自身のスキルや経験を言語化・数値化できる
■社会人としての基礎ができている
■自信を持って話ができる
今回はこの3つの特徴についてお話しできればと存じます。
なお、今回は特定の職種に限定せず、全般的なお話をさせていただきます。
職種の専門性などによっては、上記が必ずしも必要にならないケースもあるかと存じますが、あって困るものは一切ありませんので、読み進めていただけますと幸いです!
自身のスキルや経験を言語化・数値化できる
最初に挙げさせていただいたのはこちらです。
ご自身のスキルや経験を言語化、可能であれば数値化できることは、面接や派遣における事業所訪問において絶大な効果があります。
※本来派遣は面接行為は禁止されていますが、今回は実態に即してお話し致します。
自身のスキルを言語化・数値化するというのは、次のようなイメージです。
【イマイチな例】
私は今まで営業事務として働いてきました。
パソコンスキルは人並みにあります。中でも得意な分野はExcelです。
Excelを活用し、部署の業務効率化を図って参りました。
御社でも今までの経験を活かして頑張ります!
文章にすると少し露骨かもしれませんが、意識していないと、これに近い話し方をする人は意外と多いです。
この説明だと、相手はこの人に対して、「営業事務をやってたんだな」という情報程度しか伝わりません。
Excelが得意という情報も、裏付けがないのでほとんど伝わっていないことがほとんどです。
では、どのように話したら相手にうまく伝わるのでしょうか。
具体的に上記文章を改善していきましょう!
【相手に理解されやすい例】
私は今まで、営業事務を5年間務めてきました。
業務では常にパソコンを使用し、Excel、Word、PowerPointを主に使用し、資料作成に従事していました。
資料は主に営業さんが客先で使用するものを作成し、作成量は概ね週に5件ほどでした。
中でもExcelは私の得意分野で、関数を活用したデータ集計を実施し、資料に数的根拠を入れることを心掛けていました。
Excelで関数を使用することで、部署内での資料作成のスピードが約2倍になり、残業時間を週平均5時間削減することができました。
御社でも今までの経験を活かして頑張ります!
このように、スキルや経験を具体的な言語や数値にすることで、相手に情報が正確に伝わります。
それと同時に、この人は自分のスキルを適切に理解し、伝える能力があると評価してもらえます!
社会人としての基礎ができている
あいまいな表現ではありますが、これもかなり重要な要素となります。
社会人としての基礎とは、具体的に以下のような内容です。
■挨拶ができる
■適切な服装で、清潔感がある
■正しい敬語が使える
当たり前じゃん!と思ったあなたは、ぜひ自信を持ってください。
あなたは平均以上です! (偉そうにすみません…)
順番に見ていきましょう。
「当たり前」ができていない人も少なくない
まず、「挨拶ができる」ということは社会人としての最低限のマナーだと私は考えております。
しかし残念ながら、この挨拶もろくにできていない人が少なからずいらっしゃいます。
よく心理学でも言われていますが、人は第一印象が非常に重要です。
第一印象とは、その人の表情や清潔感、そして何より「挨拶」のトーンなどです。
つまり、挨拶がないというのはそもそも選考の土台にすら上がらない可能性があると思っていただいても差し支えありません。
次に、適切な服装を選ぶことができるということ、そして清潔感があることも重要です。
服装選びは、その人が他の人から「どう見られたいか」ということが一番反映されています。
この能力を一定以上有しているということは、自身が客観的にどう見えたらいいかを考えられる能力がどの程度あるかを図ることができるということです。
敬語はビジネスマナーの初歩の初歩!
そして、敬語が正しく使えるかどうかを基準に、その人のビジネスマナーレベルを測られます。
正しい敬語が使えるかどうかで、常識があるかないかを判断されてしまう可能性が高いということです。
専門職であれば、ビジネスマナーはあまり求められないこともあると思います。
ただ、お互いが気持ちよく働くためのビジネスマナーを持っている人と働きたいと思うのは誰しも同じではないでしょうか。
人事も人間です。その人に対する印象が採用活動に大きく影響することは言うまでもありません。
どうか、ご自身のスキルや経験以外の部分で損しないためにも、敬語などのビジネスマナーを必要最低限、意識してみてください!
※但し最近流行りのビジネスマナー講師の話を鵜呑みにする必要はありません
レスポンスは早く正確に!!
「当たり前」の最後として、レスポンス(返事)が正しくできるというものを挙げさせていただきます。
これには2つの意味を込めて入れさせていただきました。
1つ目は、質問に対して正しく回答ができるということです。
つまり、「会話のキャッチボールが正しくできる」ということです。
当たり前に感じるかもしれませんが、意外にもできない人が多いのです。
例えば、「あなたの強みは何ですか?」と尋ねた際に、過去の経験を話している途中、話が脱線し、ただの苦労話になってしまうなんていうのはよくある話です。
質問に対して長く答えれば答えるほど、その回答は質問から遠ざかってしまう傾向にあります。
質問には端的に答え、それを補足するように説明しましょう!
2つ目は、連絡した際に適切に返信をするということです。
仕事ができる人は職種に関わらず、レスポンスが早い方が多いです。
仕事を探している時であれば尚更、企業や人材会社からの連絡に対して早いレスポンスを意識してみてください!
返信が1時間以内に来るだけで、相手の印象はかなり違ってきます。
場合によっては、これが合否を分けることもあります。
もちろん、深夜や早朝まで返事をするために待機する必要はありませんが、
日中の連絡はなるべく早く返事をするようにしましょう!
自信を持って話ができる
最後に、メンタル面のお話をさせていただきます。
面接などの時に、自信を持って話ができる人は、それだけで人事担当者には魅力的に見えます。
自信があるということは、自分のスキルや経験を理解していることだと思います
例えば、家電量販店に買い物へ行った際に、どちらの担当者から商品を買いたいでしょうか?
【担当者A】
こちらの商品は当メーカー自慢の商品です!
前のモデルから、〇〇の機能が追加され、より使いやすくなりました。
今商品をお探しの方にはもちろん、昨年ご購入いただいた方にもぜひお勧めしたい商品です!
【担当者B】
こちらの商品ですが、何とか頑張って自社で開発しました。
他社製品と見比べた際に、多少劣る部分はあるかもしれませんが、ご購入いただけませんでしょうか?
みんな一生懸命頑張っております。
極端な例ですが、もし商品を買うなら担当者Aから買いたいですよね!
面接で自信がない人というのは、担当者Bに近いように見えてしまっている可能性があります。
日本人は謙虚が美徳とされていますが、謙虚と卑屈はまるで違います。
ぜひ、ご自身の強みはしっかりと担当者に主張し、自信を持って面接に向かってください!
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回は初歩的な内容を中心にお話しさせていただきましたが、どれも面接や事業所訪問には非常に重要な内容になっております。
面接などは、ご自身のプレゼンテーションの場です。
どんなに素晴らしい能力をお持ちでも、それが相手に伝わらなければ採用は遠のいてしまいます。
ぜひご自身を等身大で伝えていただけるよう、上記を参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!