「今、ホンマにビール飲みたいの?」自分の欲を疑ってみる
太った。
理由は食事だ。
自分の分に加えて、娘や妻が残す分も食べていたら太った。
僕は今、ダイエットをしている。
2つのコミュニティで体重の減り具合を競う勝負だ。
ひとつはフットサルチームの仲間と10月いっぱいの短期勝負。
もうひとつはビジネスパートナーの方とふたりで11月までの2カ月間。
僕はマイナス6キロを目指している。
今年の5月にフットサルチームのなかでダイエット対決をした。
僕が思い立ってやりたい人を募ると、4人が手を挙げた。
ゲーム形式にして、勝った人には勝負後の飲食代をインセンティブにした。
ところがこの勝負、4人中ひとりしか痩せなかった。ひとりに3人で食事をごちそうして終わった。結果は出なかったが、みんなで取り組むことが楽しかったので、もう一度10月1日から始めた。時を同じくして仲良くさせてもらっているビジネスパートナーの方からダイエットのお誘いを受けた。
僕は今、昼を減らして夜を少なめに食べるようにした。
人生のピーク(体重)
社会人4年目くらいの時、何も考えずに飲んで食べていた時期があった。もちろん仕事終りの夜ラーメンも食べていた。気づけば僕の体重は95キロになっていた。僕の身長は183センチ。体重95キロというのはけっこうヤバい。
イメージしにくいと思うので例をあげてみる。
芸能人でいうと、ブラザートムが188センチ、95キロ。
スポーツ選手でいうと、ヤクルトの村上宗隆が188センチ、97キロ。
当時の僕は、183センチ、95キロ。
ブラザートム、村上さまをイメージしてもらうと、オフィスの中にデカいやつおるな…という感じだと思う。
自分でもホンマにヤバいと思っていた。「痩せな、痩せな」と毎日呪文のように言っていたら、周りから「お前は絶対ムリや!」と言われた。
「なんで俺はこいつらに無理やと言われなあかんねん……」と、めっちゃ悔しくなった。
ダイエットの知識も何もないなかで僕は断食を始めた。
朝は食べない。昼はコンビニで買った春雨スープだけ。夜は千切りキャベツで過ごした。
その生活を続けていたら、ひと月でみるみるうちに体重が12キロ減った。
今度は周りのみんなが心配しだした。
食べずに体重が減ることに快感を覚えた僕は、「まだまだイケる!」と断食を継続した。体重が減ることが貯金しているかのような感覚に陥っていた。今思えば拒食症のような危険な状況だったと思う。
ある日、「行ってきます」と営業に行こうとした瞬間、立ちくらみがして倒れた。
その日から、知識のないダイエットは健康に悪いということを身をもって知り、また食べるようになった。周りにも心配をかけてしまう情けない結果となったが、「本気を出せば僕は痩せれる」と味をしめてしまった。
だから、太る。
健康的な体を保っている人は、その体を維持するための努力をしている。
腹八分目、規則正しい生活、適度な運動、毎日体重計に乗る……。
僕も朝、ランニングをしようと考えている。
家の近所の川沿いの道。ちょうど5キロくらいを30分で。
今日はできなかったから、明日から……。
先に筋トレをちょっとやって走るのはどうだろう。
自覚的に欲をコントロールする
無理な断食はしないと決めたなかで僕は、ファスティングを取り入れている。
1週間で5キロくらい体重が減る。ファスティングを通して、「自分の欲」を客観的に見ることができるようになった。自分は弱い人間だとわかっているからこそ、自分の欲を知り、自覚的に欲をコントロールすることが大切だ。
ファスティングを始めてすぐは、「食べたい」という意識にとらわれる。
3日目くらいから意識がクリアになってくる。4日目にはしんどくなくなって、5日目になるとまた、「明日食べれる……」という欲が出てくる。
ファスティングに取り組むなかで、「食べたい」と思った時の自分の欲を疑ってみる。
例えば、仕事終わりに「ビールが飲みたい」と思う人は多いのではないか。これを、「僕は本当に飲みたいのか?」と自分の欲を疑ってみる。
食後の珈琲、食後のスイーツ、その「欲」は本当に自分の欲求なのか。
「それ、単なる癖なんちゃうか?」と自分にツッコミを入れてみる。すると、確かにいつもの癖でビールを飲んだり、チョコレートを食べたり、珈琲を飲んだりしているけれど、「なくてもいいよな」と思える。
これができるようになったら強い。
自分の欲をコントロールすることができるようになる。
もうひとつ、ファスティングを始めてみて面白い発見があった。
普段の生活では気づかなかったことだ。
それは、僕らの暮らしには「食べ物の広告」や「食べ物の映像」が溢れているということだ。スマホを見ては「ケンタッキー美味そうやな……」と無意識に思っている。
スマホひとつに、食べ物の情報が溢れている。ファスティング中は、欲を跳ね除けるために、スマホを見ないようにするとか情報をシャットアウトする努力が必要だ。
こんな感じで、ファスティングをやってみるといつもと違う景色が見えてきて面白い。
ファスティングは短期決戦なので、僕に合っている。
もちろんリバウンドもバッチリ想定内だ。そこも含めて減量していく。
僕は長期戦は苦手だけど、短期戦ならいける。
例えば、twitterを毎日コツコツあげてフォロワーを増やしていく長期戦、すこぶる苦手だ。
チャレンジしてみるけど何度も挫折してしまう。反応がなかったり、ちょっとおかしな反応が返ってくると気持ちが引いてしまう。そこで粘れないところが、僕の弱いところだと思う。
TwitterもTikTok、Instagramも、新規のお客さんを増やしたいと思って始めた。でも今、考え直している。
僕が本当にサポートしたい人たちに対して、伝えたいことを伝えることができているのか。もっと時間をとってでもちゃんと伝えたいことが伝わるようなメッセージを届けたいと考えている。
どの施策にもコストがかかっていて、経営者として費用対効果も考えなければならない。つぶだてるは今、3人の会社になった。これまでのように僕ひとりが業績を上げて稼げばいいというわけではない。
前にテルがインタビューで語ってくれたように、人のキャリアをサポートする会社だからこそ、自分たちが豊かに生きることで、いいサービスが作れるんだと思う。
いいサービスを作り続けるために、コストも売上も考えて事業を会社を運営していくのが僕の役割だと思っている。
TwitterもTikTok、Instagramもやってみたが、僕はバズりたいわけではない。
僕らのサービスを届けたい人に、着実にメッセージを届けたい。
紹介キャンペーン
8月に入社した彩乃ちゃんは、コワーキングスペースでみんなと友達になる。
そこからお客さんを紹介してもらったりもしていてすごい。自力での集客力、凄まじく学びが大きい。僕もひとりのお客さんに5人の友人を紹介してもらったことがある。キャリアに悩む年頃の方の周りには、同じようにこれからのキャリアについて悩んだり、考えている人がけっこういる。
大切な仲間を紹介してもらえるのは嬉しい。
紹介いただいた方がさらに友人を紹介をしてくださるケースもあって、
ご縁が繋がっていくことが嬉しい。
だから、改めて「紹介キャンペーン」をやってみようと思う。
キャリアについて壁打ちしたい人、これからのキャリアについて考えている人、もちろん転職を検討中の人も、周りに思い浮かぶ人がいたら紹介して欲しい。
自分が相談したいんやけど……という人は、自分紹介ということで連絡ください。
紹介してくれた方が転職を実現された際には、お礼を差し上げたい!
「お礼ってなんやねん!」と少しでも興味持ってくれた人は、まず僕に連絡が欲しい!
僕は本気です。
ご連絡お待ちしております!
(インタビュー・文=さおりす)
テルと彩乃ちゃんへの紹介もお待ちしております〜!
最後に
キャリア相談もお待ちしています。お気軽にどうぞ!