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夫婦でSlackを使って、プロジェクト「家事」を進行してみた

ただ快適に暮らしたいだけなのに、必要なタスクって多すぎないですか?

何もしていなくても床は汚れるし
着替えたら洗濯物は増えるし
食事を作って食べたら次は洗い物

終わりが見えなさすぎる。しかも誰にも喜んでもらえないし、褒められることもないし、お金ももらえない。ただ生きてるだけなのに。

そんな思いがあり、私は家事がとても苦手です。家事が嫌すぎて、一人暮らし1年目のボーナスをすべて突っ込み食洗機・洗濯乾燥機を導入。その後もロボット掃除機や電気圧力鍋など次々と購入し、家電への課金額は余裕の100万円超え。人生で一番お金を使ったのは、家電と猫の医療費です。

幸いにも家事が得意な夫と結婚し、料理とお金の管理以外はすべて手放しましたが、それでもまだ大変。家事動線も整えて、最大限楽をしているにも関わらず家事に光を見出せません。

それで思ったんです。「家事」は、生きている限り抜け出せないプロジェクトであると。

11月後半〜12月いっぱいまでプライベートが大荒れだったこともあり、限界を迎えた私は年末年始のテーマを「効率化」に決定。夫がせっせと大掃除をしている埃っぽい部屋でパソコンに向かい、家事の効率化に取り組み始めました。その一環が夫婦間Slackの導入です。

以前もSlack導入を試みたのですが、主に夫が使い慣れず挫折。しかし私が年末年始期間休みの期間につきっきりで教えることができれば、夫もSlackを使いこなせるようになるはず。

そんなこんなでSlackを使い始めて2週間ほど経ったのですが、今のところ順調にプロジェクト(家事)を運営できています。主にSlackbotさんのおかげで。

9割家事へのグチでしたが、夫婦間でSlackを利用して便利だったことや「良いな」と感じた使い方を、まとめたいと思います。よろしければお付き合いください。

月1家事はリマインダーが大活躍

私は月1回の家事がどうしても苦手です。だって仕事でもないのに30日あるうち29日は無関係のタスクを覚えているの嫌じゃないですか?

気分が乗らない。やりたくない(本音)。

夫も私より家事が上手ですが私よりも汚れ耐性が高いので、気がついたらエアコンのフィルタが詰まっていたり、加湿器のフィルタが瀕死になっています。そこで役立つリマインダー。

誰でもないSlackbotから届く依頼であれば「仕方ないやるか」と重い腰も上がりやすくなります。夫の家事欲を見極めて声をかける必要もなくなりました。ありがとうSlackBotさん。

SlackBotさんにご褒美をもらう

とはいえ、やっぱり家事ってめんどくさい。あわよくば褒められたいし、ご褒美が欲しいじゃないですか。

そこで週1回の家事は、Slackbotさんにご褒美をもらえるようにしました。

飴と鞭を使いこなすSlackbotさん

こう言われたら、なんか頑張れないですか?お菓子買ってくれるらしいし。15分くらいまでだったら頑張れる。

素材提供のためかのように喜ぶ夫(この時点では記事のことを一切伝えていません)

これがあると「家事やんなきゃ〜」から「お菓子だ〜!」ってなるので、ハッピーな空気で家事ができます。家事を頑張ったご褒美なので、2人とも同じタイミングで家事があるのがポイントです。

連携する家事も超スムーズ

私は力仕事の適性が皆無のため買い物は夫の担当なのですが、料理や在庫管理は私の仕事です。週2回決まった買い物の日にリストを渡しているのですが、これが忘れる忘れる。

仕事中はLINEをあまり見ていないので、夫の帰宅に間に合わないこともしばしば発生していました。ここで助けてくれるSlackbotさん(3度目)。

買い物中は即レスできるように待機しています

買い物リストの作成をリマインドしてもらえるのも楽ですし、そのままスレッドでやりとりすればいつ何を買ったかすぐに追えます。

品切れや代替品の相談も、スレッド内できるのがとっても楽。外出先で「あれ買ったっけ…?」な時も、検索すれば買ったか買ってないかわかるので楽になりました。

やっぱり家事ってプロジェクトだよね

まだ導入2週間なのでもっと工夫できることはありそうですが、現状Slack導入してみて良かったなと思います。家事って終わらないプロジェクトなので、コミュニケーションツールでは追いつかないんですよね(当社比)。

大人2人でもこれだけヒィヒィ言っているので、これに育児されている方がいらっしゃると思うと、同じ人間だと思えません。世の中の家庭PM(プロジェクトマネージャー)のみなさん、本当にお疲れ様です。

Slackのもっと便利な使い方が見つかったら、また書きたいなと思います。

家庭運営で便利なSlackの使い方をご存知の方、よろしければぜひ教えてください!

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