28円で喜べるかどうか
28円
それが僕がブログをスタートして初めて得た収益でした。
「将来、年金をもらえないかもしれない」
家族がつけっぱなしにしたテレビの中で、コメンテーターがまことしやかに言う。社会人1年生も終わろうとしていたころ、そんなニュースをたまたま見かけました。
そして、趣味で更新していたブログで副収入を得ようと決めました。
さっそく、提携可能だったAmazonアソシエイトに申請。（あのころは簡単に審査に通ったので問題なく広告が掲載できるようになりました）
しかし、これまで書いてきたのは日記のような記事ばかり。
当然そんな記事を書いていても収益につながる可能性はほぼない。
でも、そんなことすらも、このころの僕は知りませんでした。
来る日も来る日も、記事を書きました。
しかし、毎日チェックするAmazonの報酬画面に表示されるのは「0円」という数字。
ようやく僕は稼げるブログとはどんなブログを調べ、勉強するようになりました。
最初に学んだ鉄則は、「読者の役に立つ記事を書こう」ということでした。
「外から帰ったら手を洗おう！」レベルの、今となっては当然すぎることです。
これを知らないブロガーさんは、今の時代いないんじゃないでしょうか。
僕の副業ブロガーのスタートは、こんなまさしく“ド素人状態”からでした。
読者の役に立つ記事・・・
僕が書けそうだと思ったのは、読んだ本の感想を書くことでした。
同じ本を読んだ人が、共感して楽しんでくれるかもしれない…！
このころから検索からのアクセスを意識したSEOというものも知り、意識しながら書くことを実践しました。
結果・・・
検索からアクセスをポツポツ取ることができるようになりました。
興奮した僕ですが、収益はいまだに0円。
あるときふと気づきました。
同じ本を読んだ人に向けて記事を書いても、その本って売れないんじゃね？（気づくの遅すぎ）
そこでさらに改善。
アクセスは日に30人くらい取れていたので、それらの読書感想記事の文末にある内容をプラスしました。
それは、「この本に似たオススメの本」という一文を付けて、僕が実際に読んだ本のAmazonリンクを貼っておくこと。
ある朝、もはや習慣になっていたAmazonアソシエイトの報酬画面の確認。
「28円」
という表示が・・・
僕は自室のベッドに飛び乗り、ボンボコ飛び跳ねました。
あの瞬間の喜びと、「28円」のモニターの表示は、今でもめちゃくちゃ鮮明に覚えています。
これが「ブログで稼ぐ」の僕のエピソードゼロでした。
この「28円」という成果を、ベッドにボンボコで喜べた。
それが今に繋がってると思うんです。
「こんだけやって28円かよ…」
ってリアクションだったら、きっと僕は今ブロガーをやってません。
時計の針はグルリと進んで、先月（2024年9月）はブログでちょうど30万円ほどの収益がありました。
でも、原点はいっしょ。
「読者の役に立つ記事を書く」
そうして”次の28円”をいただけるように前に進む。
そのために改善をしていく。
シンプルに言えばブログで稼ぐってこれだけなんでしょうね。
あなたの副業“初収益”はいくらだったか覚えていますか？
どんなエピソードがありましたか？
よかったらぜひ教えてくださ～い！
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