見た目が良い、というのは武器になるのか
こんにちは。
人間関係を円滑に回したり、お仕事をするにあたって【見た目】とはどのくらい大事なものなのでしょうか。
男女ともに見た目が麗しいというのは武器になるのか。。。
ちなみに私は警察時代、チビが故に特注で作ってもらった制服が最終的にチャックが閉まらなくなる所まで太りきりました(ドヤ)
立っても座ってもチャックが閉まらなくなりましたが、流石に公務員なので人前に出る時はチャックを閉めないといけませんが、ひと仕事終えるまでにYKKのチャックの刻印が腹に刻まれるくらいには太っていました。
見たいですか?
良いでしょう。
では。
ドーーーーーーーーン!!
不貞腐れているんですかね?笑
ニコリともしていないのがまた怖いですね。
髪型ってどうなってるんだろ、、、まあいいか。
人は見た目が9割
ベストセラーになった本にこんなタイトルのものがありました。
これは、決して外見だけの事にスポットを当てたルッキズムの話ではありません。
人が誰かを評価する時の判断材料は話す言葉の内容が7%、その他の要素が93%、というメラビアンの法則に基づいたお話でした。
細かくいうと、視覚が55%、聴覚が38%、そして話す言葉の内容はわずかに7%ということ。
お分かりのとおり、メラビアンの法則では見た目が過半数を占めていると言われています。
見た目が9割というと外見が9割と捉えがちですが、ここではいう見た目は、実はそれだけではなく、声のトーンや仕草、振る舞いなど雰囲気の話なんです。
つまり相手は、言葉の内容の素晴らしさよりも、外見、仕草、表情、姿勢、声のトーンなどでその人の印象を決めている、ということです。
ここまでで既に見た目は大事、とお気づきいただいていると思いますが、では演奏家にとっての【見た目】とは、何の事なのでしょうか。
演奏家にとっての見た目とは
+もちろん外見
ここで言う外見は、パッとみてわかる印象。
もちろん見た目の麗しさもそうでしょうし清潔感もそうでしょう。
ヘアメイクや衣装もその要素です。
私たちはプログラムの曲や会場のコンセプトに合ったドレスを選んで着ます。
春ならこんな柄、とか夏ならこんな色、とか季節感も意外と気にして選んだりします。
こんな偉そうなことを言っていますが、困ったらおんなじドレスを一生着回してることをここで反省したいと思います。
+ステージマナー
職業演奏家になって、学生のころよりももっとステージマナーの重要性に気付かされました。
高校生の頃まではちょっと失敗したな、って時には【やっちゃった】っていう表情をして、それをよく先生に叱られていました。
終わったら逃げ帰るように袖に引っ込んだりして笑。
でもプロでそんな人見たことありませんよね。
それは毎回会心の出来で失敗知らずだからではなく、表情ひとつがコンサート全体の印象を左右すると知っているからです。
内心色んな事でバクバクしているかもしれませんが、みんなスンとした顔で出てきて、何があっても堂々として帰って行くのが演奏家としてのマナーなのです。
ステージマナーも演奏家にとってはその人の印象を決める大事なひとつの要素だと考えます。
私といえば、いつも演奏中の立ち姿が勇ましすぎるとご指摘いただきます、ごめんなさい。
+MC力
私個人の好みで言うと、曲を演奏して引っ込んで、また出てきて引っ込んで、、、。
の繰り返しだけのコンサートは妙な緊張感があって疲れてしまいます。
もちろん演奏を聴きにきたんだけど、その人の人生から醸し出される演奏を聴きにきたので、お話も楽しみにしています。
では、話された内容がとてもタメになるものを期待しているかというと、決してそうではありません。
なんとなく、明るくて楽しい人だった、とか、穏やかで癒された、とかでその人を知るには十分な情報で、更にそこに+αで勉強になることが聞けたらなお嬉しいのではないでしょうか。
私は、演奏者の性格をお話の中であれやこれやと勝手に想像して、演奏とのギャップとか意外性を感じたりするのが好きだったりします。
ただ私のMCには毎度ほぼ内容がないので、それはそれでどうかと思っています(でも直さない)
見た目が良い、というのは武器になるのか
結論
なる!
ただ、ここで言う見た目とは外見だけのことではない。
というのが答えではないでしょうか。
自分のしている活動に注目してもらう為に、まずは見た目というのは切り離せない大事な要素だと感じています。
しかし、そこから更に説得力を増すためにはやはり中身も増していく必要があるでしょう。
ということで、中身は急に詰まらないのでとりあえず若作りに熱心に取り組みたいと思います。
おわり。