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夏帯の注意点

夏帯にも色々ありますが
【紗】カテゴリーなものは
気をつけねばなりません。


外で慌てないために
知っておいた方が良い気がする話。


紗の帯の特徴

・ハリがある
・風が通る
・滑りにくい


色々あるんでしょうか
私はココだとおもってて。


ハリがあるから形は作りやすいし
摩擦係数高いから滑りにくく崩れにくい


メッシュ部分があるので
風が抜けるから熱がこもらず心地よい。


汗をかく季節の味方でございます。



当たり前の所作に罠が

椅子に座る

この行為がとんでもなくデンジャー


背もたれに体重かけたら
もう、悲劇です。


ハリがあるということは
折れやすいということ。


折れるということは
戻りにくいということ。


つまり
変に折れ癖がつくと
帯の形がボコボコになるのです。


紗帯の時は
背もたれにもたれない
これは必須なんですが


持たれず座っていても
タレ先やお太鼓下に
変なくせがつきます。


体型や結ぶ位置なんでしょうが
グンネリ折れる経験を度々しています。


何が困るって
戻らないこと


ずっと背中は気になるわ
いらっても直らないわ
ストレス溜まるしかっこ悪いし


いつも通りだと
リスクがあると知っておいた方がよいのです。


私が気をつけていること

なので私は
紗の帯をして座る時
タレをペっとはね上げます
そして立つ時に戻すのです。


私の帯位置低いので
タレ先が座面につき
お太鼓下が持ち上がるのです。


なのですわってるときは
誰にも見えなかろうと
折れ対策をしています。

ほんの少しのことですが
のちのちが変わってくるので
あれこれやってみて下さいね。


以上、かおるーんでした。

将来的に大人の着物と身体についてまとめたものを作りたいと思っています。サポートいただけたら嬉しいです!