見出し画像

夏前に持ってると便利な着物

袷、単、薄物、浴衣

着物には季節に応じて
いろいろありますが

現代の気候に対応しきれていないのも事実。


昨年からとりわけ気に入ってる素材が
とんでもなく便利だということを伝えるだけの記事です。


単じゃ暑い、木綿もちょっと、夏物・浴衣はまだ早い時に
お役に立てる情報だと思われます。


曖昧な気候時にズバッと便利なのはこれ一択

セオアルファ

私にとって昨年デビューしたこの素材
なんて素晴らしいんだと絶賛しております。

東レの繊維なので
化繊ゆえ

濡れてもOKというだけでなく

乾きは早く
中の湿気もこもらない
ハイパー機能がついてます。

ただ涼しいから便利というのではなく
私が推したいのは

絽でも紗でもない見た目が
めちゃくちゃ便利!ということ。

セオアルファは涼しいので
浴衣として売られていることが多いですが
俄然単の着物として使うことをお勧めします。

目も荒すぎず、絽目もないので
季節を選びません。

薄色から濃い色まであり
全く浴衣っぽくない柄行きのものも多く
普通に着物で通じるのが良い。

襦袢に濃い色や柄物を持ってくると
なんか透けてる感は出ますが

グレーや白などのベーシックな襦袢であれば
全くバレない、薄物だなんて、夏物だなんて。


別に誰のために着るでもない普段着なので
体感心地よさが最重要

着物のルールなんて
現代の気候に全く沿っていませんし
縦長い日本の全てに当てはまるわけがありません。

ただ
お茶席や、冠婚葬祭という自分以外が主役の場に参加するときは
ルールを採用するところまでが常識として問われますので
その時だけ気をつければいいのです。

とはいえ
着物は着ているだけで目立ちますから
周りをわざわざざわつかせなくていい。

4月から浴衣を着ても
誰も傷つけはしませんし
薄物を着ても迷惑はかけませんが

「あれ?」と知らない人に思わせないのも
着る側の優しさではないかと思っています。

暑ければTシャツを着るじゃないかと
浴衣もありよね!もいいんですが

どう頑張って浴衣を着物風に
襦袢を合わせて着ようと

浴衣は浴衣
単の着物にはなりません(私の考え)


となるとどうするとなった時
どうとでも取れるし、どうにでも使える
セオアルファという素材を持っていると迷わないし困らないということです。

個人の考えなので
体感によっていろいろあるでしょうが

涼しいとはいえ
塩沢の単で汗をかくのは避けたい
(涼しいけど正絹だから手入れがね)

洗濯機で気にせず洗えて
黄砂や花粉も気にすることのない
セオアルファ、とてもお勧め。

シルックでもいいじゃないって思われるかもしれませんが
涼しさは段違いです。

シルックの単を持っていますが
汗をかき始めたら、もう手が伸びません。

セオアルファか綿麻万歳です。

綿麻は身体が暑さに慣れてると
しんどくないんですが

急に暑いみたいな日には
私はちょっとしんどくて。

流石に4年もきてると
いろいろ知恵が出てきますね。


今年もセオアルファあつらえました
セオアルファいいですよ。



将来的に大人の着物と身体についてまとめたものを作りたいと思っています。サポートいただけたら嬉しいです!