2の自然数乗は3の倍数にならないことの証明
2のn乗が3の倍数となる自然数nが存在すると仮定する。
任意の角は、二等分することができ、それぞれの角を二等分することが回数に上限なくできる(例:1回目は1個の角を2等分、2回目は2個の角を2等分、3回目は4個の角を2等分、4回目は8個の角を二等分)。
角を二等分する操作をn回行うと、任意の角は2^n個の角(A)に分けられ、2^nは3の倍数である。
2^n÷3=mである整数mを求め、上記のAのうち、m個の角を1個の角にまとめることにより、任意の角を三等分することができる。
これはギリシア作図問題の1問である角の三等分問題が否定的に解決されたことと矛盾する。
よって2のn乗が3の倍数となる自然数nは存在しない。