経膣エコーで失神してしまった
妊活初心者で、6月から3周期、排卵日を気にしてタイミングとやらを取ってみました。
でも週1回しかできず回数的にも確率が低く、排卵日以外は避妊も並行しながらでした。主人が結婚式までは作らない方がいいんじゃない?というスタンスでいるのでなかなか本腰入れられず、中途半端妊活です。もちろん結果は出ず。
自己流の排卵日予測は限界があるなと思い、とりあえず確実なタイミングを知りたくて、アドバイスだけ欲しいな~という軽い気持ちで不妊科を予約したのですが、カウンセリングの時点で検査をたくさん勧められ、あれよあれよと検査されました。
ただ、私は“血管迷走神経反射”という症状に長年悩まされていまして、痛みを伴う検査に不安を感じていました。
※血管迷走神経反射:自律神経系の突然の失調のために、血圧や心拍数が下がり、脳に行く血液循環量を確保できないために、失神や目まいなどの症状が起こる病気。長時間の立位、温暖下での激しい運動、恐怖感や情緒的不安定、激しい痛みなどによって誘発される。
なので看護師さんに「それ痛いですか?」「それは痛さレベルだとどのくらいですか?」と、散々聞きました。
血管迷走神経反射が出るので不安ですとお伝えしたら、「次回する子宮卵管造影検査以外は痛くないですよ。もし気になる場合は、卵管造形検査の時は痛み止めも使えますよ」と言われほっとして、とりあえず経膣エコーをしましょうとのことで診察台へ。
経膣エコーは、プローブというサランラップの芯みたいな長さの器具を膣内に入れて子宮の中を超音波で見るものです。通常の産婦人科でも頻繁に使われる、いたって普通の器具なんですが、それを差し込まれて左側にクイッと回された瞬間ズッキーンと鈍痛。
「あ、だめかも」
と思った瞬間失神してしまいました。
お得意の、血管迷走神経反射が発動してしまいました。
1~2年に1回程、痛みや衝撃で突如おとずれる神経反射。
小学生の時から定期的にそういうアクシデントがあり失神したのですが原因がわからず、大人になってから初めて症状名がわかりました。
毎回、失神してから10分程度で何事も無かったかのようにケロッと元に戻ります。ここ数年は失神する前に「くる」とわかるようになったのでだいぶ慣れっこになりましたが、神経反射はTPOを選んでくれないので、なかなか辛いです。
ちなみに乳ガン検査のマンモグラフィーは3回中3回失神したので、医師に「もうあなたは40歳くらいまでマンモグラフィーしないでいいです」と言われてます。
意識がだんだん回復してきて、目を開けると目の前にたくさんの看護師さんが。
記憶が一瞬飛んでいて、状況把握が出来きず
「ここはどこ?私は誰?」
という状態でしたが、名前を呼ばれて記憶が蘇ってきました。たぶん5~10分くらい失神してたかと思います。
それと同時に、下半身露出していることに気付き恥ずかしさもこみ上げてきました。
下半身露出した状態で、お医者さんと看護師さん6人がかりで抱えられて車いすに乗せてもらい、なんとも恥ずかしい姿でされるがままに部屋を移動。
しばらくベッドで横にさせていただき、お医者さんからは「今の状態では卵管造形検査不安なので、あなたの場合は麻酔をして寝てる間に終わらせるようにしましょう」と言われたので良かったのですが、久しぶりの失神だったので次回の卵管造形検査までは不安がつのる日々を過ごしました。
次回は卵管造形検査のことについて書きます。
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