見出し画像

ウェルスナビの資本政策

「長期・積立・分散」の資産運用を全自動化したサービス、ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」を提供しているウェルスナビが2020年12月22日にマザーズに上場します。

ウェルスナビは2015.4.28に東京都中央区で設立されました。
その後、管轄内本店移転(中央区→千代田区)と渋谷区への本店移転をしていたため、その分の謄本を取得しての分析になります。

ウェルスナビの一の部はこちらです。

Rettyプレイドの分析同様、財務の専門家ではない司法書士としての分析ですが、見ていただければ幸いです!

こちらの記事が気に入っていただけましたら、Twitterやその他SNSでシェアしていただけると大変幸いです!

ウェルスナビの時価総額推移

画像1

<設立からシリーズBまで>

画像2

<シリーズCからIPOまで>

画像3

各シリーズの投資家は以下です。
シード:IVP(インフィニティ・ベンチャー・パートナーズ)
シリーズA:グリーベンチャーズ、IVP、SMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタル、DBJキャピタル、AT-I投資事業有限責任組合
シリーズB:SBIホールディングス、SBIインベストメント、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、DBJキャピタル、IVP
シリーズC:未来創生ファンド、グローバル・ブレイン、Sony Innovation Fund、DBJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタル
シリーズD:グローバル・ブレイン、SBIグループ、未来創生ファンド、Sony Innovation Fund、SMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタル、千葉功太郎氏
シリーズE:SFV・GB投資事業有限責任組合、東京大学協創プラットフォーム開発、ジャパン・コインベスト、DBJキャピタル、オプトベンチャーズ、千葉道場ファンド、SMBCベンチャーキャピタル、りそなキャピタル、価値共創ベンチャー2号有限責任事業組合、みずほキャピタル

※各シリーズの投資家情報はTechCrunchの記事①記事②記事③BRIGEの記事を参照※

エクイティでの総調達額は約102億円でした。
この他にも金融機関から数十億円の融資もあったとのことです。

ストックオプションについて

ストックオプションは全部で9回発行されていました。
※転換社債は2回ありましたがここでは省略※

画像4

画像5

IPO時点での潜在株式数は12.51%(一の部のP16)でした。

まとめ

昨今の状況にも関わらず、年末に向けて怒涛のIPOラッシュは例年通りです。最近は業務に追われていますが、出来る限り記事を投稿したいと思います。
簡単な分析ですが、こんなところで。

いいなと思ったら応援しよう!