「長文注意」SNS的サイトの比較とnoteのこれから
近況
最近面白いコンテンツを作るにはどうすればいいかを考えている。
少しnoteはお休みして、ニコニコ生放送でTRPG作成放送をライヴ配信しているわけだが、芽はまだそんなに出ていない。
今俺が主に使っているサイトは、
・Twitter
・ニコニコ生放送
・はてなブログ
・note
だ。
この内リアクションがあるのは
ニコニコ生放送と
note
くらいか。
SNS的サイトの比較
それにしてもニコニコ生放送は中毒性がある。
リアルタイムでリスナーと会話ができるのが強い。
ただ長期的な繋がりとなると、リスナー(フォロワー)の行動を追えるnoteやTwitterの方が満足度が高いかもしれない。
一長一短である。
ブログはたいした考察を書いていないのでほとんど動いていない。
絆の作り方でいうと
感覚的には
広く浅く>深く狭く
ニコニコ生放送>note≧Twitter
ダイレクトメッセージがある分、Twitterの方が個人的な面があるか。直接的に表現できるコンテンツが多いのはnoteだが。
他に過去に使っていて今ほとんど使っていないサイトにmixiがあるが、これはTwitterよりさらに深く狭く絆を作る媒体な気がする。コミュニティ機能が地味だが限りなく優秀なので。
あの機能やメッセージ機能からのラインを使えば、リアルサークルに入ったり、リアル彼女を作ったりすることは慣れれば簡単にできる。普通の生活を送っていれば。最近俺が使っていないのは、ニートになって普通の生活を送っていないからだ。
その点ニコニコ生放送は基本的にはニートに優しい仕様になっている。必要以上の個人的な関わりはもたなくていいし、ニートはいっぱいいるし、放送内容で評価されるので、ニートであってもリスナーと気がねなく交流できる。
それはnoteにもだいたい同じことが言える。
つまりリアルと同じ力学が効くかどうかでいうと
リアル大事>リアルダメでもいい
mixi>ニコニコ生放送>note
といったところか。
ただmixiはリアルを充実させようとするのにも役立つが、自らの考えを日記に書いたり、他人のつぶやきや日記にコメントしたりという、note的な使い方もできるということは付け加えておこう。しかし、やはりリアル大事の力学が働くので、リアルがダメだとやりにくいが。
ニコニコ生放送やnoteではリアル大事の力学が発生しにくい。なぜなのかは今後の検討に任せるが。
次にnoteのこれからについて考察する。
noteの現在
俺もそれほど多くの人をnoteで追っているわけではないが、ざっとnoteで影響力を持つアルファノーターの動きを見てみると、今はそれほどnoteが盛り上がっているという印象は受けない。
noteの共同運営マガジンがもっとインパクトをもって使われて、第二次noteブームが起こるかと思われたが、それほどの盛り上がりは見受けられなかった。
なぜ共同運営マガジンが機能していないのかを考えると、皆、この機能をどのようにすれば自分に儲けがでるのか、いまいちわかっていないのではないだろうか。
noteの問題点
ケイクス(noteの母体)代表の加藤さんいわく
編集者とコンテンツ製作者(クリエイター)が組めば面白いことになる
というようなことを言っていたが、普通のnoterは編集者がどこにいるかもわからなければ、編集者と組むやり方もわかっていない。
そもそも力ある編集者が泡沫弱小noterの相手をしてくれるかどうかもよくわからない。
仮に相手をしてくれるとして、これからnoteが伸びていくためには、その化学反応を起こしてくれる編集者たちにアクセスできるルートを整備しなくてはならない。
つまり、化学反応を起こす人たちと繋がれないことが、多くのnoterの問題点なのだ。
別サイトでの似た問題の解決法
以前、楽天プロフィールというSNS的サイトでも課題として上がったのが、ユーザーのカテゴリー分けというか、面白い化学反応を起こすユーザーをどう見つけるかということだ。
楽天プロフィールの時は、俺がユーザーを人力でランク分けして、面白いアルファユーザーを明らかにして、そこそこ喜ばれたが、それと同じ課題がnoteにも存在する。
つまり、Googleのページランクのようなユーザーや記事の検索機能がnoteにないために、ユーザーが共同運営マガジンを上手く使えない状況が発生している。
言いかえると、一般的なnoterは誰と組めば、儲かる面白いことが起きるかわかっていないから、共同運営マガジンを上手く使えないのだ。
そのあたりを解決する案があれば、共同運営マガジンは有効に活用され、noterは儲かり、noteはネットで稼ぐことのできる新たな選択肢として確立され、noteは発展していくことができるだろう。
問題解決策
ここまでの考察で、検索機能の見直しがnoteを救う道だということは理解できたと思う。
言いかえると、コラボレーションする人やコンテンツ次第で、自分が儲かるかどうかが決まるということだ。
人生はコラボの選択の連続と言ってもいい。どんな人やものや情報とコラボするかによって、自分のステータスは大きく左右される。
だからnoteにおいても、コラボ先である面白い化学反応を起こすnoterの、有効な発見方法の確立が急務なわけだ。
ではそのnoterはどのようにしたら発見されるのだろうか。
運営が出来ることと、ユーザーが出来ることを考えてみようと思う。
運営のできる問題解決策1
~カテゴリー分け~
運営としては、まず全ユーザーを、主な属性ごとにカテゴリー分けすることが一番手っ取り早く、簡単で、効果的な方法だ。
つまり、一ユーザーは、絵が得意なのか、小説を書くのか、動画撮影が好きなのか、ボイスドラマが好きなのか、編集者的なことができるのか、ラジオが好きなのか、起業家なのか、マーケッターなのか、などなど様々な切り口でユーザーをカテゴリー分けすることで、ユーザー同士の検索性を上げるのだ。
それはユーザーに自分はどの属性に当てはまるのかを、あらかじめ設定されたテンプレートから選んでもらって、ブログランキングのカテゴリー分類のような形で分けていく。
これはGoogleでキーワードを入力することで、目的のサイトへスムーズに行くことができるという方法の応用だ。
ニコニコ生放送のタイトルやタグ付けとも同じような効果をうむだろう。ニコニコ生放送では、タグ検索やキーワード検索から、自分と趣味の合う人を簡単に見つけることができる。
運営のできる問題解決策2
~コミュニティの設置~
優れたSNS的サイトには必ずコミュニティが存在する。言いかえると皆組織化されている、ということだ。たまにTwitterのようにクラスタというフォロワーとのゆるい繋がりで組織化されていたり、はてなブログのように自発的な組織化が行われている例もあるが、なんらかの形でコミュニティになっている。Facebookしかり、mixiしかり、ニコニコ生放送しかり。
そのコミュニティをどう上手く使うのかも、ユーザーの腕の見せどころではあるが、やはりコミュニティがあると継続的で強固な繋がりを作ることができるので、コミュニティを作るのも有効な手段と言えるだろう。
特にnoteはクリエイターの集まりなので、前述のカテゴリー分けと同じように、コミュニティ分けが行われれば、コミュニティ内の専門性が飛躍的に上昇し、検索性も向上する。
ニコニコ生放送のコミュニティも組織化されることで、常に新しい情報が入り、ユーザーをサポートする流れが作られている。
mixiコミュニティに至っては、足跡を残すだけで、ゆるい交流が生まれるようになっている。プロフィールを充実させることが条件だが。
コミュニティの使い方を示したマニュアルを誰かが作ることも重要だろう。
さらにユーザーページに行かなくても、アクティブユーザー(最近活動があるユーザー)がひとめでわかるような機能も実装するといいだろう。Googleはページランクで更新がよくあるユーザーのランクを上げることでそのあたりもクリアしているようだ。
noterのできる問題解決策1
~ストックマガジン~
実際問題として、誰と組めば面白い組み合わせになるかは、ユーザー自身が考えていくのが一般的だ。クリエイターと編集者が組むのが面白いとか、作詞家と作曲者と歌い手が組めば曲ができるとか、面白い化学反応が起こりやすい例は上げられるが、それも実際にやってみないとわからない。
なので自分が組んで面白かった人、あるいは他人が組んで面白かった人を、ストックして記録しておくマガジンを作ることがおすすめだ。
過去のコラボの情報がフローし(流れて)いくnoteで、過去どんな人が自分とコラボしたのか、あるいはコメントしてくれたのかを記録しておくマガジンを作れば、他の人がそのマガジンを見れば、自分も似たような化学反応をその人と起こせるという参考になる。さらに自分自身も過去の情報が整理されて、新たな化学反応の起点とすることができる。
自分がまだあまりコラボしていないときは、他人のコラボした人を参考にすることで、新たなコラボをしようと思える。
さながらカードゲームのように、自分の選択肢としての手札や、選択肢の蓄積としてのデッキを、noteに作ることで、効果的かつ戦略的にコラボし、新たな儲けの化学反応を作っていくことができるだろう。
また、楽天プロフィールで俺がやったように、
フォローする人のおすすめ表という感じで。
「bronze noter」「silver noter」「gold noter」のようにランク分けしてみるのもいいかもしれない。その際は、gold noterはコメントは毎回返信していて、コンテンツも毎日更新しているみたいな基準を決めるといい。あるいはカテゴリーわけしたり。
(以下、書き途中。続きはそのうち書くかも)