終わりのとき
終わりというのは時に突然訪れ、その空いた穴を塞ぐのは容易いことではありません。
自分が自分でなくなるくらいの、とても悲しい出来事であれば、尚更です。
結末を点で見た時、たとえそれが同じであっても、もしかしたらほんの少しだけ、心の着地点だけは変えることができるかもしれません。
今できることを少しでも。それと、自分の歩調で。あとは、いつか終わりが来る時のために、自分がどうありたいかをゆっくり考えてみること。
たったこれだけのことを、できるタイミングではじめたらいいのではないかと思います。
若くしてこの世を去った親友の、二十五年目の命日にて。
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