データベース(Airtable)から、数分でWebサイトを立ち上げるならSoftr
こんにちは、NoCodeCampのツバサです。今回はブロックを並べるだけで、簡単にサイトを作れるWeb サイトビルダーSoftr の紹介をしていきます。
ノーコード全体のアプリケーションや、サービスサイトを知りたい人は、過去記事のNoCodeツールは、こうやって選ぶ!選び方とおすすめ学習コンテンツをご覧ください。
Softr って?どんなツール
2020年8月25日にMVPがリリースされ、2021年の初めにWebアプリ構築プラットフォームとして正式リリースされました。2022年1月現在では、35,000を超える企業で使われていると公式で報告されてます。
Softrを使用すると、「会員制サイト」「マーケットプレイス」「ポートフォリオ」「営業CRM」「決済付コミュニティサイト」および簡易なWebサイトがブロックを並べるだけで、簡単につくることができます。2022年には、Softrは1350万ドルの資金調達も行っています
Softrの機能としてもっとも特徴的なのは、Airtableなどのデータベースツールを返して表示させるものだということです。Softr単独ではほぼ意味がなく、Softrを表示するべきデータがまず無いといけません。
わざわざAirtableを使う必要があるのか?
Webの表示だけなら、例えばWordPressやSTUDIOなどを使えば事足りるはずですが、なぜわざわざAirtableを使うのか、それはデータの編集や修正をする際に、編集側が便利だからです。
例えば、データを全て全置換したい時など、Webページで表示している場合には、CSVデータでダウンロードしてや、SQLなどデータベースを見る必要がある場合が多いです。ところが、Airtable側にデータを保存しておくと、Excelのように数字の変更も簡単にできたり、個数×価格 =合計 を表示させたりするのも簡単にできます。
上記のように、データを整理/管理したいWebページを表示したい人には、特にSoftrは相性の良いツールと言えます。
Softr こんな人におすすめ
✅すぐにWebサイトを作りたい人
✅Airtableなどですでにデータ管理をWebへ公開したい
✅顧客管理などのデータベースを重要視している人
上記のように、Softr はブロックを埋めて行くだけなので、表面だけであれば、10分程度あればWebサイトが簡単に作れます。
Softr のテンプレート
「会員制サイト」「マーケットプレイス」「ポートフォリオ」「営業CRM」「決済付コミュニティサイト」なども作ることができます。
また、グラフのコンポーネント(アップグレードが必要)もあり、時系列のデータや円グラフで構成割合の表示なども可能です。
BoardTemplateです。ツール紹介サイトとして、良く見るテンプレートですね。
Softrの特徴とは?
特徴としては大きく3つです。
✅無料プランから独自ドメインが使える接続可能
✅ブロック単位ですべての機能が使える為、HTMLやCSSなど分かってなくてもサイトを作れる
✅Airtableのデータをはじめ、hubspot,StripeなどIntegrateが簡単にできる
デザインなどの自由度はそこまで高く無いですが、スピードを重視し、すぐにサービスを立ち上げたいっという方には、うってつけのツールになると思います。
【引用】Softr Product Hunt
Softrでできること
Softrは、基本的にはAirtableの拡張機能なので、CRMやデータの整理サイトなどに向いていると思います。
Softr料金プラン
Softrの特徴として、Freeプランも存在します。AirtableのIntegromationが200Recordsなのは、ちょとキツイですが、試しに使う分には十分な量ではあると思います。
Softrの学習おすすめコンテンツ
おすすめなのは、海外ですが、公式サイトの動画が一番充実しているかもしれません。
Learning Softr
Softr公式のビデオサイト
Softr Community
コミュニティ、Softrについての質問もできる。
Doc
公式のドキュメント場所
日本語のサイトは限定的です。ノーコードラボさんのブログでたまに、Softerを取り扱っている記事がありますので、そちらを読むのも良いでしょう。
Bubble よりもはるかに簡単!ノーコードでウェブアプリを作れる Softr の使い方
まとめると
今回は、Airtableから数分でについてWebサイトを作れるSoftrを取り上げました。現在は(2022年1月)Airtableからだけですが、公式からGoogleスプレットシートも対応予定との発表もありました。NoCodeFAQ(なんでも相談室)でも、まだ質問数もほぼないですが、口頭での話題には良く上がるツールです。データを格納するツール &データを表示するツールでそれぞれ別のツールを使って表示する。という構成も今後増えてきそうですね。
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