『坊主憎くても、袈裟は憎くない』
我が家にはわけあって
とあるお寺の方の袈裟がある。
私は僧侶ではないので
その袈裟を身につけることはないが
その方がこの世界からいなくなった後も
手離すことができず、和ダンスに入れたまま。
ごくたまに、その存在を思い出して
取り出してみる。
袈裟をみるといつも思う言葉は
『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』
(あるものを憎むとそれに関連する全てのものが
憎くなってくるということ/ウィキペディアより)
それはよくわかる。
嫌いになった相手と直接関連するもの
それを思い出すようなものは
一刻も早く抹消したくなる気持ち。
その反対に
相手が好きじゃなくなっても
相手が世に送り出したものたちは
好きでいていいんじゃないかなぁ。
そんな風にも思っている。