2024年のアメリカ大統領選挙、個人的な願望(8/22に執筆しました)
残念ながら10月にロバートケネディジュニアは無所属での出馬をフィラデルフィアで宣言した。よってこのシナリオは実現しないことは確定してしまった。残念だ。
個人的にはロバートケネディジュニアvsドナルドトランプを見てみたい。これは自分が小泉進次郎が首相になることを望んでいるのと同じで単なる好奇心であり、無責任で不謹慎であることは理解している。
ドナルドトランプは同盟国や未来の同盟国との関係維持にリソースを割こうとしなかった。大西洋を挟んだ同盟関係はヒビが入り、中南米やアフリカとの関係も悪化、北朝鮮や中東に対するスタンスはアジアの保守派の不満を招いた。
一方でロバートケネディジュニアは政策的な不透明性があるため確実なことは言えない。しかし2020年に反ワクチン的言論でSNSを追放された事実はアメリカに対する不信感を植え付け、科学や多国間主義に対するアメリカのコミットメントを期待することを諦めることに同盟国は直面することになる。
もちろんロバートケネディジュニアが大統領候補になることは簡単ではない。彼はジャック・ドーシーのようなテクノロジー業界の大物の一部からの支持は取り付けられたが、民主党党内の大物からの支持を取り付けられない可能性が高い。しかしアメリカにおける地球平面説の蔓延を考慮するとアメリカ人は超党派でロバートケネディジュニアのような人間は好まれるのかもしれない。実際いくつかの世論調査で彼はジョーバイデンを上回る好感度を記録している。
結局のところロバートケネディジュニアvsドナルドトランプが起こるかは不透明だ。しかしこのような選挙選になれば同盟国はアメリカとの関係を何らかの形で見直すことを迫られることにはなるだろう。