私の未解決問題

人は、自分を知る分しか他者を理解できない。

そう教えてくれた教師がいた。

だから、自問したい。

私の未解決問題は何か?

さもなくば、我が子や弱い立場の人にそれは向かい、肩代わりさせることになってしまう。


しにたい気持ちを抱えながら生きている。

それは何故かはわからない。
何に起因しているのだろう。

根源的にいきようと思える希望がないためかもしれない。

人生が自分を待っている。

そう宥めながらなんとか日々をやり過ごしている。

生きていく上で広さと深さ、どちらか1つだけを知れるとしたら、どちらを望むのだろう。

深く生きれるようで在りたい。

世の中に影響を与えたい。
人の役に立ちたい。
生まれてきたからには、世の中を善くしてきたい。

そんな思いと裏腹に、
快楽がほしい。
色欲に負けそうになる。
獣じみている。

他人より上に立ちたい。
支配したい。
力を得たい。

そんな負の部分も偽れない。

人間と獣を持ち合わせたような心を抱えている。

けど、人生の終着は死。
誰もが平等に与えられているもの。

ガンジス川のほとりで焼かれる遺体のように、肉体は冷たくなって、焼かれて灰になる。

死というものを前にして、なお残るものは何だろう。

それを肉体があるうちに探して行かなくてはならないのではないだろうか。

死んだ後に持っていけるものは何か?
そこにこの世を生きる目的があるように思える。

問いをもって生きよう。

人間と獣を兼ね備えている私。
生きている間、何が本当に欲しいの?

肉体は死ぬという時間制限は覚えておきたい。

探していこう。
深みへ生きる術を。




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