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NO.2旅行業界のお話
こんばんは小さな巨人です。
今回は旅行業界で働く奥田啓太さんと対談させていただきました。
旅行について語っていただきました。
▼目次
1. 今の旅行業界の状況について教えて下さい
2. 旅行のお仕事について教えて下さい
3. 1日の営業の流れについて
4. 仕事で意識していることはありますか?
5. 旅行業界で働いていて良かったこと
6. 資格について
7. どんな人が旅行業界で働いてるのか?
8. 旅行業界で知っておくべきこと
1.今の旅行業界の状況について教えて下さい
コロナの影響もあり、これから先、どうなるのか心配です笑
海外からのインバウンドのお客様全くない状況ですね。国内もなかなかコロナの影響で旅行に行けてないです。
企業が行きたくても社会の影響でいけないですね。ニュースにもありましたが観光業界全体的に売り上げがかなりダウンしました。企業によっては21年度の就活生は取らない、給料もボーナスもカットされるという大変厳しい状況です。
現在は、行政案件や旅行以外の需要で仕事をしている感じですね。
2.旅行のお仕事について教えて下さい
法人営業と教育旅行がメインとしてあります。
法人営業は、飛び込みと電話セールスで新規営業しに行きます。
教育旅行は、おそらく担当エリアなどに分かれて営業されているかと思います。
法人に関しては、旅行はどうですか?沖縄2泊3日で〇万円です。ただ単に旅行を販売する営業ではこれから生き残れないとよく言われます。なのでお客様の企業にはどんな課題があるのか考えて営業をしています。例えば在宅勤務が増えて社内のコミュニケーションは減っていないか?福利厚生は整っているのか?など。まずはお客様のために考え旅行以外のことでも相談に乗る。そこから旅行に派生することもあります。コンサルみたいな感じですね。少し大変です。若手は主に新規営業を行いながらお客様の幅を広げていくことから始まります。
メインの旅行需要では国内、海外を扱っています。とにかくやることが多いです。最近ではOTA(Online Travel Agent)と言われ、ネットでポチポチ押していくだけで予約できますが、私の仕事は団体の旅行を扱うため全てお客様からヒアリングを行い、細かな部分まで確認、手配等が必要となります。まずご旅行の目的は何なのか?から始まります。あくまで一例ですが、コミュニケーションを目的とした旅行の場合は《体験》を行程に含め、一体感を持っていただくことを目的としたり、社員への感謝の労いとした慰安旅行を行う場合はできるだけ自由行動の時間を設けてゆっくり過ごしていただく場合もあればガイドをつけて団体で観光地を巡るなどさまざまな企業様の目的を伺い旅行が行われます。そこから宴会をどうするか、2次会はどうするのか、お部屋を◯名1室で利用するのか、洋室なのか和室希望なのか、料金をどうするか、行程はどうするかなどまだまだ細かなところまで話し合いの中で決めていかなけないんですよね。お客様からお金をいただく中で失敗はできない。確認、そして確認の連続です。旅行実施の時には添乗員として同行する場合もあります。
3.1日の営業の流れについて
お客様との打ち合わせ、企画書の作成、レポートの作成、企業研究など1日のスケジュールは特に決まっていません。アポイントばかりの日もあれば1日部内で作業を行うことあります。バラバラですね。提案する際の企画書は、大枠はありますが基本的にお客様に合わせて作って行きます。お客様からヒアリングした内容を元にこちらで良いものに修正して旅行プランを考えます。一回ではかなかな決まらないですね。何回も話しあって、作っては出して提案して何回も作り直して決まっていきます。
4.仕事で意識していることはありますか?
ヒアリングを1番大事にしてます。どこの会社も扱ってる商品は全て一緒なので人で決まると思ってます。相手が何を求めているのか知ることが大切です。小さいことでも出来るだけ対応してあげることですね。気になってることがあればこちらから情報を提供します。GOTOトラベルという言葉はよく聞くが、どう言う内容かまで知らない人もいらっしゃるのでこちらから教えてあげますね。giveの精神を大切にしてます。旅行以外の課題解決をしてあげて旅行に繋げればと思ってます。人間構築が重要だと思ってます。
5.旅行業界で働いていて良かったこと
もちろんお客様ファーストですが、こちらから提案することもあります。その際に自分の行きたいところやいったことのない場所を提案し採用されれば添乗員として同行できるところです。大変なことも多いですが、お客様と一緒に美味しい食事を頂いたり、帰着後楽しかった、ありがとうといった言葉はをかけて頂けたときはすごい達成感があります。オリジナルのご旅行を1から作り上げるところも魅力的ですね。
6.資格について
旅行業務取扱管理者(国内)を持っています。
なくても全然大丈夫だと思います。
世界遺産検定など持っておけば自分の強みにはなるかと思います。
7.どんな人が旅行業界で働いてるのか?
旅行が好きな人が働いてますね。
私も旅行が好きですし、後はイメージしやすかったのも志望した理由の1つです。
実際に働いてみて、お金を稼ぎたいという気持ちの人より旅行が好きで、楽しみたいという人が多いですね。人気の職種ですし目指す人は多いと思います。
8.旅行業界で知っておくべきこと
転職して来る人は、同業種の人がほとんどです。法人営業、教育旅行の場合、添乗とかもあるので土日に仕事が入る時ももちろんあります。基本はカレンダー通りの仕事です。駅前や大型ショッピングセンターなどに入っている店舗ではシフト制のため、土日も仕事がありますね。大きく分けると①法人営業②教育旅行③リテール部門(店舗)に分けられると思います。就職活動の際に自分はどこで働きたいのか話しながら面接を受けていました。働く人は、細かい作業が忠実にできる人がいいですね。資料作成、しおり作成、名簿、情報とかをまとめる作業が多いので。後はお客様の懐に入るのが得意な人ですね。
奥田啓太さん対談ありがとございました。
写真は、添乗でアメリカに訪れた時のお気に入りのお写真とのこです。
旅行業界に興味がある方は私にご連絡下さい!