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今更聞けない!「mix」のあれこれ~空間系エフェクト~

みなさんこんばんは、tsubasa.addことつーちゃんです。
今回は空間系エフェクトについて少し触れたいと思います。

空間系エフェクトとは

空間系エフェクトとはずばり!カラオケでいうエコーです!

実際のmix作業では、エコーというエフェクトは無く、Reverbやdelayというエフェクトになります。


Reverb(リバーブ)

リバーブ(Reverb)は、音響処理の用語で、音が物体や壁、空間内の表面で反射・散乱されて生じる自然な残響や反響のことを指します。具体的には、部屋やホールなどの空間内で音が反射し、複数の方向から聞こえることで生じる音の広がりや空間感を表します。

リバーブは、録音スタジオやライブ会場などの実際の空間での音響特性を再現したり、音楽や音響効果に深みや立体感を与えたりするために使用されます。また、音楽制作やオーディオ処理において、リバーブ効果を追加することで、音の質感や立体感を調整することができます。

リバーブは、デジタルリバーブ効果器やリバーブプラグインなどの形で、ソフトウェアやハードウェアで実装されることが一般的です。これらのツールを使用することで、さまざまな種類のリバーブをシミュレートし、音楽や音響の制作に活用することができます。

リバーブ効果は、音楽制作、映画制作、ゲーム制作などのさまざまな分野で幅広く使用され、音の深みや臨場感を向上させるのに重要な役割を果たしています。

Reverbを簡単に言うと、残像みたいな感じですね!

次はdelayです!

delay(ディレイ)

ディレイ(Delay)は、音響処理の用語で、音声信号や音楽信号に時間的な遅延を与える効果を指します。具体的には、入力された音声や音楽が一定の時間だけ遅れて出力されることで、エコーのような効果を生み出します。

ディレイは、音楽制作や音響効果の制作に広く使用されており、さまざまな効果を追加するために使用されます。以下に、ディレイの主な特徴と用途を説明します:

1. **遅延時間(Delay Time)**: ディレイで適用される遅延時間は、入力された音声や音楽が出力されるまでの時間を表します。この遅延時間を調整することで、エコーの長さや密度を変更することができます。

2. **フィードバック(Feedback)**: ディレイのフィードバックは、出力された音声や音楽が入力に戻る割合を表します。フィードバックを増やすと、エコーの反復回数が増え、より長いトレイルが生じます。

3. **ウェット/ドライ比率(Wet/Dry Ratio)**: ディレイのウェット/ドライ比率は、処理された(ウェット)音声や音楽と、元の(ドライ)音声や音楽の比率を調整します。ウェットが100%の場合、ディレイされた音のみが出力され、ドライが100%の場合、元の音のみが出力されます。

ディレイは、音楽制作ではヴォーカルやギター、ドラムなどの楽器に立体感や空間感を追加するために使用されます。また、サウンドデザインや音楽プロダクションにおいて、特定の音や効果を強調したり、空間感を演出したりするためにも広く使用されます。

ディレイ効果は、音楽制作や音響効果の制作において非常に重要であり、サウンドのクリエイティブな表現に幅広く活用されています。


delayは簡単に言うとやまびこの様な感じです!


少し難しい説明になりましたが今回はここまで!
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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